株式会社ダイヤモンド・ビジネス企画株式会社ジャスマック(所在地:東京都港区)創業者・葛和満博の半生を描いた「完全版 ドキュメンタリー『店舗銀行』」(著者:岡田晴彦)が、5月1日より全国書店にて発売された。

「完全版 ドキュメンタリー『店舗銀行』」書影
アルド・ロッシにナイジェル・コーツ、ザハ・ハディッドが認めた
伝説のデベロッパー・葛和満博。
その生涯と全仕事、そして彼が命をかけた事業「店舗銀行」の真実を描く
アルド・ロッシやザハ・ハディッドといった世界的建築家たちに、博多や門司、札幌や小樽でホテルやバーを設計させた伝説のデベロッパーがいる。その男・葛和満博は、誰よりもデザイナーたちの才覚を信じ、海外の建築家たちに活躍の場を与えてきた。同時に、独自の不動産貸出システム「店舗銀行」の確立に心血を注ぎ、誰もが店を持てる道を拓いて3,000店以上の経営を支援してきた、唯一無二の日本人である。
本書は、2020年に刊行された『ドキュメンタリー「店舗銀行」葛和満博―全仕事』に、最新の事例や情報を加えた完全版である。
初版刊行から5年。コロナ禍によって飲食店業界が過酷な経済環境にさらされた今、94歳となった葛和自身の生涯と事業を振り返り、改めてその社会的意義を世に訴える。
デザイナーたちが慕ったフィクサーの知られざる足跡
イタリアの建築家アルド・ロッシの手による福岡の「ホテル イル・パラッツォ」。ロッシの起用を葛和に提案したのは、世界的なインテリアデザイナーの内田繁(故人)だった。内田はかつて葛和が依頼した店舗の作品でデビューを果たし、両者は旧年来の友人であったという。すすきの「ノアの箱舟」をデザインしたナイジェル・コーツを葛和に紹介したのも、やはり彼を慕い数々のプロジェクトを手掛けていた、空間プロデューサーのシー・ユー・チェンだった。
世界的才能が葛和のもとに集ったのは、彼が単なる資金提供者ではなく、デザインの価値を誰よりも正当に評価し、共創できるパートナーだったからに他ならない。しかし、設計者でもデザイナーでもない彼の名前は表に出ない。一方で全身全霊をかけて求め続けたのは、誰もがすぐに店舗を開ける「店舗銀行システム」の確立と発展だった。
歴史の裏側に徹した知られざるフィクサーの足跡は、街づくりと商いの未来を志す、すべてのビジネスパーソンの心を揺さぶるはずだ。
【書籍情報】
『完全版 ドキュメンタリー「店舗銀行」 葛和満博 ーー 全仕事』
ISBN:978‐4‐911595-21-3
定 価:1,600円(税別)
判 型:A5変-並製
発行・発売:ダイヤモンド・ビジネス企画
【目次】
序 章 満州からの引揚者が戦後の東京で夢見たものは
第1章 飲食店直営からスタートし、「店舗銀行システム」にたどり着く
第2章 福岡の街にデザイナーズホテルが建つ
第3章 札幌・すすきのに湯けむりが立つ
第4章 長崎の思案橋にランドマークが建つ
第5章 全国展開、さらに海外へと広がるジャスマックの理念
終 章 ジャスマックと「店舗銀行システム」が描く未来
【著者】
岡田晴彦(おかだ・はるひこ)
1959年東京生まれ。1985年株式会社流行通信入社。『X-MEN』、『流行通信homme』を担当。1995年同社退職後はフリーの編集者として雑誌・書籍の制作に参加するとともにアパレル・ブランドや一般企業の広告を制作。2000年株式会社ダイヤモンド・セールス編集企画(現・ダイヤモンド・ビジネス企画)に入社、『ダイヤモンド・セールスマネジャー』、『ダイヤモンド・ビジョナリー』編集長を経て、2007年取締役、2023年代表取締役社長に就任。
「ビジネスの現場にこそ、社会と人間の真実がある」がモットー。これまでに100冊以上のビジネス書・ビジネス誌の編集を手掛ける。著書に『絆の翼 チームだから強い、ANAのスゴさの秘密』(2007年)、『テクノアメニティ』(2012年)、『陸に上がった日立造船』(2013年)、『復活を使命にした経営者』(2013年)、『ワンカップ大関は、なぜ、トップを走り続けることができるのか?』(共著・2014年)、『サラリーマンショコラティエ』(2018年)、『食(おいしい)は愛(うれしい)』(2018年)、『ドキュメンタリー店舗銀行』(2020年)、『きちんと「食べる」、きちんと「暮らす」』(2021年)、『日立建機第2の創業へ』(2022年)、『すべては一人から始まった』など全18冊がある。創価大学文学部社会学科卒
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