ながおか 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2026DAY2ライブレポート Part.2

ながおか 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~ 2026DAY2ライブレポート Part.2
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株式会社キューブ
<日向坂46>
SEに合わせてメンバーの映像が流れると、おひさまがコールをスタート。「日向坂46!」、「3、2、1」とカウントが終わると、パープルとブルーを基調にしたそろいの衣装に身を包んだアイドルグループ「日向坂46」が駆け出してきた。それぞれ色が違うタオルを持ったメンバーは「みんな日向坂46と盛り上がる準備はできていますか?」と呼びかけると、ディスコサウンドが特徴的な「愛はこっちのものだ2025」で一気に会場を熱くさせた。おひさまは「♪Everybody Da Da Da Dance」というフレーズに合わせ、メンバーと一緒にタオルを回したり、ジャンプをしたりしながら熱狂。中盤の「♪踊るしかない」で曲が止まると、中央のメンバーが「米フェス、踊るしかない!!」とシャウトし、盛り上がりをさらに加速させた。2曲目の「卒業写真だけが知ってる」では、最後に小坂菜緒が「私も好きだったの」と愛らしい表情を見せファンを釘付けにした。MCではキャプテンの高橋未来虹が「長岡で最高の思い出を作れるように頑張ります!」と4年ぶりの米フェスライブに向けて意気込み。正源司陽子は「私たち4期生と、後輩の5期生は、米フェス初めてとなりますので、今日は最高の思い出を作っていきたい」。大野愛実は「皆さんお米は食べましたか?私は本番前におにぎりをいただきました」とあいさつすると、突然「ここでクイズです。私が食べたおにぎりの具はなんでしょう?」と口でドラムロールをすると「正解は食べるラー油です!」といたずらっぽい笑み。「ここ長岡市が柿の種発祥の地らしくて、とってもおいしかったので、ぜひお土産にチェックしてください!」と満足したことを報告していた。ライブ定番曲の「ドレミソラシド」では、小坂菜緒らが「♪ドレミ ドレミ~」と軽やかに歌うと、おひさまが「ソラシド」とコール。一緒になってライブを作り上げていた。グループ全体でのパフォーマンスはもちろん、5期生メンバーによる「好きになるクレッシェンド」。5期生メンバーが魅せた後は、4期生だけで「見たことない魔物」で磨き上げたダンスを展開するなど、グループの魅力が全開。攻め続けるメンバーに、コールで応えようとおひさまの熱量も高く、メンバーは「米フェス楽しいね!」、「本当におひさまの熱気が凄い!」と感謝されていた。全8曲を披露したライブの最後には、「情熱的な女性の魅力が詰まった楽曲」と紹介した新曲「Kind of love」を披露。ラテン調のダンサブルなナンバーに合わせた妖艶なダンスに、オーディエンスは凄まじい興奮と熱気に包まれていた。







<reGretGirl>
リアルで切ない失恋ソングが多く人に支持されるスリーピースロックバンド「reGretGirl」。ボーカル・ギターの平部雅洋はギターを手にすると「米フェス、一緒に恋しようぜ!」と、バンドとして初めて「夏」をテーマに書き下ろした「純ラブ」で観客を踊らせていく。続けて「みんなの自己肯定感が爆上がりする楽曲をやります!男やとか女とか関係なし。ここにいるみんなはKAWAII!」と宣言した平部は、目の前に集まったファンを丸ごと肯定。軽やかにスウィングするアンサンブルと、突き抜けるようなハイトーンボイスで夢中にさせていた。曲紹介のMCでは「大阪には“知らんけど”っていう便利な言葉がある」と、魔法の言葉をテーマにした「知らんけど」を投下。ハンドマイクを手に、下手から上手、中央へと移動しながら歌唱。「長岡初めてやけど、元気いっぱいで良い感じやな!」と目を細めていた。MCでは「もっと愛し合いましょう。ライブではいつも一緒になれたらなと思っています」とメッセージ。恋人と別れた寂しさをつづった「(L)ONLY」、別れた恋人が新しい恋人と過ごす未来を想像し、喪失感を募らせるバラード「デイドリーム」と失恋ソングを続けて披露すると、会場には切ない空気感が広がっていた。「新しいベストを着てきた」という平部はMCで、フェスのタイトルに付けられた“米百俵”の精神に感銘を受けたことを説明。目先の利益ではなく、未来のための「人づくり(教育)」が大切と説いた先人の教えについて「未来に繋ぐためにこのフェスがあると聞きました。僕はバンドなんでそういう熱い気持ちが好き。僕は中学くらいにバンドマンになろうと決めたんやけど、もしかしてここに来た子どもの中に、(フェスを見て)『未来にバンドマンになろう!』と思ってくれる子がいるかもしれないし、そう考えるとワクワクします」と未来のバンドマンが出てくるかもしれない会場を愛おしそうに見つめていた。最後、みんなのでっかい声が聞きたい。モニターに歌詞とか出るかもしれないから、知ってるふりをして一緒に歌って」と始めたのは、バンドの知名度を全国区にした「ホワイトアウト」。イントロから頭上クラップで盛り上がる会場は、平部が歌い始めると一緒になって歌唱。心を揺さぶる平部の熱い歌声に、観客の声もどんどん大きくなっていった。終盤には「米フェス、いっしょにでっかい声で歌ってくれる?」と演奏する音を止めると、オーディエンスが「♪どうにか繰り返されることはもうない」と歌う声が広場中に響いた。そのエネルギーに突き動かされるように、今度は平部が息の続く限り熱唱。顔を赤くして歌い続けると、会場から称えるような拍手が送られていた。「ラスト、一緒に飛ぼう!」と奏でた「Shunari」では、ファンとジャンプをしながら大盛り上がりに。胸の前にギターを高く掲げた平部は「愛してるぞ米フェス!」と何度も感謝し、ステージの幕を閉じた。







<こども音楽食堂わくわくライブ/ひなた>
この日のオープニングアクトを務めた「ひなた」は、昨日に続いて「こども音楽食堂わくわくライブ」にも出演。広大な芝生にたかのりとぴろんが姿を見せると、瞬く間に周囲に人が集まっていた。二人の前に、4歳くらいの男の子が陣取ると、始まったギターの演奏に合わせて、プロ顔負けのダンスを披露。たかのりが「素晴らしいダンサーがいるね」とほめると、芝生の上で回転をするなど独創的なダンスで競演していた。雨が降り地面が滑りやすくなっていたこともあり、足がもつれ転んでしまうハプニングもあったが、何事もなかったかのようにスッと立ち上がり、すぐにダンスを再開。ぴろんは「転んでもすぐに立ち上がる!」と称えていた。チルな空気に満ちた会場では、最後は全員でジャンプをして一体に。ぴろんが「ナイス!」と小さなダンサーを誉めると、横で見ていた人たちが、ひなたと男の子に拍手。ぴろんは「何だ。この楽園は!!!」と感動しているようだった。たかのりは「今日は、オープニングでも歌わせていただきました。米フェスは、今年で8度目の出演。毎年出させていただいています。毎年出ているのは、ひなたとwacciさんだけ。台風で中止になった年もステージでリハーサルをしていたので、それを含めると“9回”出場しています」と米フェスとの長いつながりを説明すると、再び拍手が送られていた。2曲目には、「27年前に生まれて初めて作った曲」と明かし「太陽」を演奏。たかのりは「当たり前に感謝。出会いに感謝」と音楽を届けることができる喜びをかみしめていた。




<wacci>
リハーサルにもたくさんの人を集めていたのは、5人組バンド「wacci」。スタンディングエリアには、wacciのバンドTシャツを着た人が本番を待っていた。恋する気持ちを真っ直ぐに伝えるバラード「恋だろ」で幕開けしたライブは、1曲目から優しい空気が広がっていた。最初のMCでボーカル・ギターの橋口洋平は「僕らも良い思い出を作っていきたいと思います。最後までよろしくお願いします」とあいさつ。すぐに演奏が始まった「大丈夫」はリハーサルでも奏でられ、「あとで一緒に歌って」と呼びかけられていた曲。アーティストとの距離感が他のイベントなどよりも近いことも、米フェスの魅力の一つだ。聴衆は約束通り、声を揃えて「♪大丈夫」と合唱していた。最初のMCでは「米フェス、何度も出させていただいております。大好きなフェス。ご飯も音楽も花火もある。この3つが揃ったフェスはなかなかないと思います。こんなにたくさんの人たちと時間を共有できてうれしく思います。僕ら雨バンドと言われておりましたが、今日は…晴れております!」と感激していた。「さぁ皆さん、米フェス。始まってから時間が経っていますが、まだまだ力残っていますか?タオルを回しますよ」と誘うと、「フレンズ」の軽快なメロディーに合わせ右手に持ったタオルを回転。小さな子供も一緒になって回す様子に気づくと、「素晴らしいありがとう!」と驚いていた。曲の中盤には「♪この長岡で出会えた~!」と歌詞の一部を変えて歌い、フィールドを喜ばせていた。アップテンポな「最上級」は、理屈では説明できないほど深く思う相手ができた感動をつづったラブソング。「♪届け!」と願う歌詞を、オーディエンスも大きな声で口ずさんでいた。終盤には「声出していけるか!」と叫ぶと、会場が「WoW~」とシンガロング。橋口の伸びやかな歌を包むようなコーラスが幾重にも響いていた。最後のMCでは「これで、この後のTAKAHIROさんや、SHISHAMOにバトンを渡せるような気がする。ありがとうございます」と感謝。11月に行うホールツアーについてもアナウンスした。「今日の思い出に僕らのことが少しでも残っていたらうれしいです」と語ると、5月にリリースした「人生最終日の僕よ」について解説。橋口は「生きてると本当に色んなことがあって、自分の人生について俯瞰して見るタイミングってあったりすると思うんですけど、叶わなかったこともあるし、あきらめたことも、後悔したこともあるし。人生の最終日に幸せだったなって、振り返れたら良いなと思って作った曲。大事に大事に一人一人に届けていきたい」と「人生最終日の僕よ」を披露。人生のアルバムをめくるような優しいキーボードの音で始まる楽曲は、最期の日に自分の人生を回想する壮大なもの。力一杯歌う橋口の姿に心を揺さぶられた人たちが、割れんばかりの拍手を送っていた。







<EXILE TAKAHIRO>
ドラム、ギター、ベース、キーボードと4名のバンドメンバーを引き連れて登場したのは、EXILEのTAKAHIRO。モニターに足をかけ、「米フェス楽しんでいきましょう!」とアグレッシブに叫ぶと、「YOU are ROCK STAR」で恋の駆け引きを情熱的に歌い、会場をぶち上げていく。ワイルド全開の1曲目を終えると、ジャケットを脱いで「新潟盛り上がっていますか?会いたかったぞ、長岡!!」とシャウト。激しい冒頭から一転、TAKAHIROが自ら歌詞を書き下ろした「Love Story」では、愛する人との未来をハートフルに歌い上げていった。最初のMCでは、「皆さん楽しんでいますか?長岡米フェス盛り上がっていますか?EXILE TAKAHIROです!!ド頭から素敵な盛り上がりをありがとうございます。今回初めて米フェスに出させていただきます」とあいさつ。新潟はEXILEとしても、ソロでもライブをしたことがあるといい、「なんと言ってもお米がおいしくて、それにちなんでお酒もおいしくて」と思い出を明かしていた。長岡はあまり来たことがないといい、今回の縁を機に遊べる場所を知ろうと、チャットGTPに「楽しい観光地ってどこ?」と聞いたそう。「そしたら、ここでした!そういうことじゃないんだよなと思って、何度か食い下がったんだけど、何度聞いてもここでした。そんな素敵な公園に来ることができてうれしいです」とチャッピーイチオシの場所でライブが出来ることを喜んでいた。「EXILEに加入して20年。メモリアルな年にフェスに出させていただいていることを、かみしめながら歌いたいと思います。僕のデビュー曲を聴いてください」と始めたのは、EXILEのVOCAL BATTLE AUDITIONを経て、新ボーカリストとして加入した2006年にリリースされたTAKAHIROにとってのデビューシングル「Everything」を披露。ATSUSHIが歌詞を手がけた爽快なミディアム・ナンバーでは「一つになっていきましょう!」と声を合わせると「皆さん、たくさんの愛をありがとうございます!」と感謝した。続けて「オーディションの頃からずっと大切に歌い続けている曲」と紹介したのは、冬のラブソング「Lovers Again」。哀愁あるギターの音に合わせ、ビブラートを駆使し揺れる心情をつづるTAKAHIROの表現力は圧巻。ゲレンデに降り積もる雪が見えてくるようだった。歌声にじっと耳を傾けていたオーディエンスに向け「この季節にぴったりな『Lovers Again』を聴いていただきました」とえくぼを見せて笑うと、「暑い!!!」と晴れ間が少し覗いた空を見上げた。テントの中からライブを見ている後方の観客に気づくと、「キャンプしながら歌を聴いていただくのは、初めての経験かも。素晴らしい公園ですね。プライベートでもぜひ来たいです」と自然溢れる会場を気に入ったようだった。未来に向かう覚悟を歌う「道」は中高の音楽の教科書に掲載されるなど、合唱でも親しまれた曲。TAKAHIROは「4月になって新生活や新しいことに挑戦している人に届けたい。皆さんが色々なところで歌ってくださったお陰で育ってきた曲」と感謝していた。「EXILEは今年25周年。僕は20周年。またEXILEとしても、この新潟に戻ってきたい」と思いを込めていた。最後を飾ったのは、ドラムカウントで始まった「Choo Choo TRAIN」。ギターがリードするアダルトな展開で、合間に入るメロディアスな鍵盤が会場を酔わせた。バンドサウンドで聴く同曲は新鮮な魅力でいっぱい。飛び跳ねて感情を露わにした会場に向け「まだまだ行けますか」と誘うと、ステージに届けられた歓声を受け止めるように両手を広げていた。バンドメンバーを送り出すとセンターで「この後、僕の個人的な大きな発表があります」とコメント。ざわつく会場に向けて「これからも、音楽を、歌を届けていきます!」と宣言した。この日のライブ後、午後7時にはEXILEの公式サイトで、9月25日に東京・北の丸の日本武道館で20周年を記念したソロライブ「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2026 "JUBILEE"~20th Anniversary~ 20年分のありがとうをあなたへ」を開催することを発表。これからの活躍にも期待していきたい。








取材・文/翡翠
撮影/(株)GEKKO
花火撮影/井上スタジオ

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