中井貴一:「デビュー作を当てて」銀幕デビューの三浦貴大をプッシュ 「RAILWAYS」公開

映画「RAILWAYS」の初日舞台あいさつに登場した(左から)甲本雅裕さん、本仮屋ユイカさん、中井貴一さん、高島礼子さん、三浦貴大さん
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映画「RAILWAYS」の初日舞台あいさつに登場した(左から)甲本雅裕さん、本仮屋ユイカさん、中井貴一さん、高島礼子さん、三浦貴大さん

 俳優の中井貴一さんが29日、主演映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(錦織良成監督)の初日舞台あいさつに登場。今作でデビューした三浦友和さんと百恵さん夫妻の次男、三浦貴大さん(24)を紹介して、「デビュー作はやはり当たるっていうことがすごく大切。貴大のためにもよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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 映画は、49歳で東京の大企業を退職し、故郷の島根県で昔からの夢をかなえて「一畑電車」の運転士になった筒井肇(中井さん)と家族のきずなを描く。三浦さんは、筒井とともに入社した年下の同期、宮田大吾を演じている。

 中井さんは舞台あいさつ後の会見で、「貴大くんが持っているものは、ご両親から受け継いだものもあるし、彼自身が構築してきたものが一番大きく、すばらしい」と絶賛。アドバイスも「感じたことを出せと言ったくらい」といい、自分のデビュー時を振り返って「30年(俳優を)やってきて、純粋な心でカメラの前に立てたことはデビュー作以外にない。唯一そのことを伝えました」と話した。

 作品にちなんで子どものころからの夢を問われた三浦さんが、「なかったです。すいません。どれだけ考えても出てこない」と答えたのをみて、中井さんは(ロケ地の島根で)自転車でぶらぶらしながら『夢ぐらい言えるようにしておけ』と言ったのに……。普通は何かうまいことを言いそうだが、彼はそれくらい純朴で純粋なんです」とフォローしていた。

 舞台あいさつには共演の高島礼子さん、本仮屋ユイカさん、甲本雅裕さんらが登場し、家族へのメッセージが書かれた駅の伝言板が披露された。三浦さんのメッセージは「たまには帰ります」で、「じいちゃんとばあちゃんに顔見せないと」と語っていた。(毎日新聞デジタル) 

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