ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、謎の生命体の脅威に対抗し、5人の少年で結成された戦闘ユニットの活躍を描く女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「スカーレッドライダーゼクス」(PS2、レッド・エンタテインメント)です。レッド・エンタテインメントの伊東愛プロデューサーに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
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−−ゲームのセールスポイントは?
戦隊モノをテーマにしたRED初の乙女ゲームタイトルです。「交響詩篇エウレカセブン」「東のエデン」等を手がけた佐藤大がシリーズ構成を担当。キャラクターデザインに「シャイニング・フォースフェザー」のpako、ディレクターに「Vitaminシリーズ」の岩崎大介、そして音楽プロデューサーには「シュタインズゲート」の志倉千代丸と豪華クリエーター陣の参加でいままでにない乙女ゲームタイトルになりました。
−−開発の経緯は?
私自身とても乙女ゲームが好きでいつか作りたいと思っていました。大さんとは以前から知り合いだったのですが、大さんが手がけられた作品に通じる「世界か君か」というテーマを乙女向けにしたら、壮大な乙女コンテンツができるのでは!?と思いお声がけをしました。さらにその世界観を増幅するためにpakoさん、そして乙女作品としてしっかり仕上げるディレクターとして岩崎さんに入っていただきました。
−−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。
乙女ゲームなのに気がつけばメーンスタッフが全員男性でした。特にシナリオ陣は、ほぼ全員乙女とは?といった状態からスタートだったので気がつくと攻略キャラの男の子2人が主人公の女の子を放って海辺で殴りあいを始めたり、デートシーンはいらないのではとか言い出したり大変でした。そんな中pakoさんは男性なのに乙女ゲームをかなりやられてて、乙女心を分かっていたのでとても心強かったです。
−−ファンへ一言お願いします。
戦隊モノということで主人公と攻略対象キャラの関係だけでなく仲間同士の関係性にもぜひ注目してほしいです。序盤は本当にばかばかしいことばかりしている彼らですが、戦いが激化するにつれてかなりシリアスな展開になります。エンディングは1キャラあたりMエンド、Sエンドの2種類ありますが、Sエンドの方は序盤の平穏な日々がうそみたいな容赦ない鬱(うつ)エンドです。個人的にはSエンドの方が好きです。
レッド・エンタテインメント クロスメディア事業部 プロデューサー 伊東愛
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