女優の上戸彩さんが日本最大級のきものイベント「きものクイーンコンテスト2011」の東京大会にスペシャルゲストとして登場し着物姿を披露した。「お邪魔しちゃってすみません」と申し訳なさそうにしながら黒のシックな着物に身を包んだ上戸さんは「扇と鶴の柄で、かっこいいな、きれいだなと思ってこの着物にしました」と説明。「今日のテーマは“なんちゃって大人”です。もう25なので、大人になります」と笑顔を見せた。
ウナギノボリ
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同大会は19日、浅草公会堂(東京都台東区)であり、ゲストとして登場した上戸さんは「成人式には、藤子というおばあちゃんの名前の藤色の着物に、月下美人の柄を入れてもらって、母が成人した時のブローチを付けました。宝物です」と思い出を語った。着物姿でしたいことは「普通にお食事とかお芝居を見に行ってみるとか。普段使いするのが夢です。着物を着られるのは女の特権だと思います」と話した。
またコンテストについて自身のデビューのきっかけとなった美少女コンテストを振り返り、「(当時は)小学6年生だったんで、場違いだなって思っていた。でも負けず嫌いなんで、舞台に上がると勝手に振り付けを考えたりして。賞金のために頑張りました」と会場を笑わせ、「無理だな無理だなーって思っていたんですけれど、名前を呼ばれた時は信じられなかったですね。何で選んでくれたかわからないけれどありがとう、と思いました」としきりに懐かしがった。
同コンテストは、今年で創業42年目を迎えるハクビ京都きもの学院が、オスカープロモーションと共同で企画・運営するイベントで、着物の着こなしからコーディネート、歩き方やたたずまいなどの表現を競う。本戦に勝ち残ったのは約500人。埼玉県出身の大学3年の夏目結加さん(21)がクイーンに選ばれ、上戸さんはプレゼンターも務めた。準クイーンは、伊代田千晶さんと森下みやびさんが受賞。オスカープロモーション賞に輝いた佐藤里穂さんはデビューの道が開かれる。3月6日には、同コンテストの大阪大会も開催される。(毎日新聞デジタル)
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