R！JAZZ in 練馬：丸山繁雄、本多俊之、土岐英史らが練馬で復興支援ジャズイベント

　ジャズボーカリストの丸山繁雄さんが実行委員長を務め、ジャズサックス奏者の本多俊之さん、土岐英史さんらが出演する東京都練馬区主催の東日本大震災復興支援ジャズイベント「R！JAZZ in 練馬」が28日、同区の練馬文化センター大ホールで開催される。

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　「R！JAZZ in 練馬」と題したイベントで、「Ｒ」には忘れない、ジャズを通して震災を思い出し、風化させないという「リメンバー」の意味を込めた。

　第1部は、午後1時から5バンドによるアマチュアビッグバンドのコンクールを行う。出場団体は▽慶応義塾大学ライトミュージックソサイェティ▽スターライトオーケストラ▽ニューウインドマシンジャズオーケストラ▽早稲田大学ハイ・ソサエティ・オーケストラ▽日本医科大学ミッドナイトサウンズジャズオーケストラ。最優秀賞とオーディエンス賞を決定し、最優秀賞を受賞したバンドは9月に仙台市内で行われるジャズイベントに出場できる。

　午後3時からの第2部は、区内在住の丸山さんのほか、サックス奏者の本多さん、土岐さん、峰厚介さん、山口真文さん、ドラム奏者の小松伸之さんら第一線で活躍するプロジャズプレーヤーがそれぞれのユニットで出演。本多さんは、 練馬区立開進第二中学校吹奏楽部とも共演する。

　今回の出演を通して、本多さんは「音楽とは つまり絆なんだ、ということを伝えたいと思います」と話している。また、出演するジャズピアニストの片倉真由子さんは「私は東北の出身です。みなさんの笑顔が見られるよう、精いっぱい演奏します」、ジャズサックス奏者の池田篤さんは「ちっぽけな存在、集まれば大きくなれることを信じています」とコメントしている。

　「R！JAZZ in 練馬」は28日午後0時半開場、午後1時開演。入場料は2500円（全席自由）。同イベントで得られた収益の一部は東北吹奏楽連盟を通じて被災地の子供たちの楽器購入費などにあてられる。（毎日新聞デジタル）