声優で歌手の平野綾さんが3日、東京都内で行われた劇場版アニメ「劇場版 FAIRY TAIL(フェアリーテイル)-鳳凰の巫女-」(藤森雅也監督)の完成披露試写会に登場。本作で声優に初挑戦したグラビアアイドルの吉木りささんらと浴衣姿を披露した。
ウナギノボリ
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「FAIRY TAIL」は、週刊少年マガジン(講談社)で連載中のマンガが原作。一人前の魔導士を目指す少女ルーシィが、少年魔導士のナツと出会い、魔導士ギルド「フェアリーテイル」に加入してさまざまな依頼を解決する物語。09年からアニメ化もされており、テレビ東京系で放送されている。劇場版は今回が初で、謎を秘めた新キャラクター・エクレアとの出会いから始まる。ある日、とある港町に巣くう盗賊団のリーダー・ギースを捕まえてほしいという依頼が入るが、ルーシィのミスでギースを取り逃がしてしまう。その帰り道、ルーシィはエクレアという記憶をなくした少女に出会う。エクレアが唯一覚えていることは手元にある鳳凰石(ほうおうせき)をどこかに届けなければならないということだけだった……という内容。18日公開。
テレビアニメ版から3年間ルーシィ役を務めている平野さんは、作品の映画化を「スタッフ・キャストみんな仲がよくて、まさに“ギルド”のようなチームワークでアフレコをやっていて。こうして劇場版になってうれしい」と喜び、「劇場版の気合の入り方もすごくて、台本を読んだ時に鳥肌が立ちました。いろんなおいしいところを全部つめこんだ作品になっています」とアピール。また、ナツ役の柿原徹也さんも「これまでマンガやアニメを見てくれたファンのみなさんへ、劇場版を恩返しとしてプレゼントしたいと思います」と力強く語った。
また、夏の思い出を聞かれた平野さんは「プライベートで海やお祭りに行ったことがないんです。クーラーがない部屋で、汗だくで大好きな読書をしていました(苦笑)」と明かし、「これからいい思い出を作っていきたいです」と語っていた。
会場には、原作者の真島ヒロさん、藤森監督も登場。劇場版でも、ストーリー原案、ビジュアルデザイン、ゲストキャラクターデザイン、イメージコンセプトを担当した真島さんは「こんなに原作者が関わっていいんだろうかっていうくらい、ものすごく関わらせていただいて。口うるさくあーだこーだ言っています(笑い)。なので、僕も大満足の作品に仕上がっています」と太鼓判を押していた(毎日新聞デジタル)
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