志村けん:初の舞台あいさつに緊張 「何をしていいか分からない」

「ロラックスおじさんの秘密の種」の初日舞台あいさつに登場した志村けんさん
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「ロラックスおじさんの秘密の種」の初日舞台あいさつに登場した志村けんさん

 お笑い芸人の志村けんさんが6日、東京都内で行われたハリウッドの劇場版3Dアニメ「ロラックスおじさんの秘密の種」の初日舞台あいさつに登場。志村さんは今作で日本語吹き替えを初めて担当し、映画の舞台あいさつも初体験。「ちょっと上がってます」と語って周囲を驚かせ、「お笑いの舞台のときはいいんですけど、(映画の舞台あいさつは)何をしていいか分からないんです。立ってればいいですか」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘っていた。

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 また“初体験”にちなみ、これから新しく挑戦したいことを聞かれ、「もう62歳ですからね。子作りですかね。(ご予定は?)今のところないですけど」と苦笑いを浮かべていた。

 「ロラックスおじさんの秘密の種」は、すべてが人工物でできた街に住む少年テッドが、好きな女の子のために一度も目にしたことがない本物の木を求めて街の外に飛び出し、偏屈老人ワンスラーの助けを借りながら、カギを握る不思議な森の住人“ロラックスおじさん”に出会うため奮闘する……というアドベンチャー作品。志村さんが主人公のロラックスおじさんの声を担当するほか、声優の宮野真守さん、山寺宏一さん、歌手のトータス松本さん、女優の能年玲奈さんらが日本語吹き替え版の声優を務めた。

 舞台あいさつには、トータスさん、能年さん、宮野さん、山寺さんらも登場。吹き替え初挑戦の志村さんに、声優の“先輩”である山寺さんは「(ロラックスおじさんは)志村さんのためにあるような役」と絶賛。宮野さんは「子供のころからあこがれていた志村さんとこの作品でお目にかかれて……大好きです」と照れながら告白し、会場を沸かせていた。(毎日新聞デジタル)

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