ジュノン・スーパーボーイ:震災疎開中の高3・横田龍儀さん 獅子舞で“故郷に錦”

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 女性誌「ジュノン」(主婦と生活社)の美男子コンテスト「第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会が25日、東京都内であり、東日本大震災のため、住み慣れた故郷を離れ、神奈川県の学校に転入した福島県出身の高校3年生、横田龍儀(よこた・りゅうぎ)さん(18)が審査員特別賞に選ばれた。横田さんは同コンテストには、「元気な姿を見せることで(地元の)村の人たちが元気になってくれたら」という強い思いで臨み、パフォーマンス審査では住んでいた村の伝統芸能・獅子舞を披露した。

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 審査員特別賞は、横田さんのために急きょ設けられたもので、協賛社特別賞とのダブル受賞に、横田さんはガッツポーズし、「ありがとうございます」と涙を流して喜んだ。身長168センチ、体重48キロと小柄な体形ながら、ダイナミックな舞を見せ、同コンテスト出身の俳優で審査員を務めた小池徹平さんからも「すごくよかったですね」と称賛された。

 同コンテストは、「ジュノン」創刊15周年特別企画として1988年にスタートし、これまでに武田真治さんや伊藤英明さん、平岡祐太さん、溝端淳平さんらを輩出してきた男性タレントの登竜門的オーディション。芸能事務所などに所属していない13~22歳が応募条件で、25回目となる今年の応募総数は1万3816人。この日の最終審査では、同コンテスト出身の武田さんや小池さんらが審査員を務め、グランプリには、徳島県の高校3年生、犬飼貴丈(いぬかい・あつひろ)さん(18)が輝いた。(毎日新聞デジタル)

 受賞者は以下の通り。(敬称略)

グランプリ=犬飼貴丈(徳島県、高3、174センチ、52キロ)

準グランプリ=上野凱(長崎県、中2、171センチ、48キロ)

フォトジェニック賞=財木琢未(福岡県、会社員、178センチ、67キロ)

審査員特別賞=横田龍儀(福島県、高3、168センチ、48キロ)

協賛社特別賞=横田龍儀▽高木亮佑(東京都、高2、176センチ、60キロ)▽財木琢未

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