hide:リアル人形初お披露目 あまりの出来に東海林のり子「泣ける…」

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 「X JAPAN」のギタリストやソロなどで活躍し1998年に亡くなったhideさんの記念展「hide MUSEUM 2013 Diver City Tokyo Plaza」の開幕(29日)を前に、会場となる東京・お台場の複合施設「ダイバーシティ東京 プラザ」で27日、関係者やマスコミ向けのイベントが開かれ、生前のhideさんの顔をかたどったマスクをもとに400万円をかけて制作された「リアルヒューマンドール」がお披露目された。大ファンである芸能リポーターの東海林のり子さんはあまりのリアルさに「泣ける…」と連呼し、感動していた。

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 「リアルヒューマンドール」は、二つの眼球は200種類以上作成されたものの中から厳選され、毛髪は人毛のほか生え際には動物の毛などを使用し1本1本植毛されているほか、ほくろも再現しているこだわりよう。身につけている衣装やギター、アクセサリーもhideさんが使用していたもの。東海林さんのほか、モデルの道端アンジェリカさんとお笑いコンビ「TKO」の2人も登場し、生前のhideさんに会えなかった3人は「はじめまして」とあいさつ。道端さんは「PVでは見ていたけど、やっぱり生がかっこいい! 会えてうれしい」、TKOの木本武宏さんは「リアルさに鳥肌が立った」と驚きを語り、木下隆行さんは「同じ舞台に立ててうれしい」と喜んだ。

 同展は、00~05年にhideさんの生誕地・神奈川県横須賀市に開館していた「hide MUSEUM」を期間限定で8年ぶりに復活。今年でソロ活動20周年、2014年に生誕50周年を迎えることを記念したプロジェクト「hide ROCKET DIVE 2013−14」の一環として開催される。「hideの軌跡を辿る 未来への旅」をテーマに、hideさんが機長を務める“宇宙船”をコンセプトにデザインされており、船内のなかには「リアルヒューマンドール」や、ライブ等で使用された衣装やギター、直筆のメモなどが展示されている。

 ダイバーシティ東京では、29日から7月28日まで開催され、入場料は当日券2500円、前売り券は2000円。大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも8月から開催される予定で、両会場あわせて総制作費は1億円で、6億円の保険がかけられている。この日は、安全祈願もとり行われ、USJからピンク・パンサーがお祝いに駆けつけた。(毎日新聞デジタル)

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