僕は友達が少ない:瀬戸康史、北乃きいで映画化 14年新春公開

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 累計発行数555万部の平坂読さんの人気ライトノベルで「はがない」の愛称で知られる「僕は友達が少ない」が実写映画化され、14年新春に公開されることが25日、明らかになった。完全オリジナルストーリーで、“友達がいない”主人公・羽瀬川小鷹を瀬戸康史さん、小鷹を振り回す“ドSキャラ”の少女・三日月夜空を北乃きいさんが演じる。

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 「僕は友達が少ない」は、平坂さん作、ブリキさんイラストのライトノベルで、友達がいない美少女たちが友達を作ろうとしたり、充実した生活を送る「リア充」になろうとしたりするが、ずれた挑戦をしては失敗する“残念系”青春ラブコメディー。11年10~12月、TBS系でテレビアニメが放送された。

 映画版は、小鷹と夜空が友達作りを目的に作った「隣人部」の部員たちが巻き起こすドタバタを通して、「友達とは何か?」というストレートなテーマが描かれる。監督・脚本は、映画「監禁探偵」などの及川拓郎さんが担当。瀬戸さん、北乃さんのほか、大谷澪さん、高月彩良さん、神定まおさん、久保田紗友さん、山田萌々香さん、栗原類さん、渡辺大さん、石原良純さんが出演する。

 瀬戸さんは「今作には、いろいろな問題を抱えた“はがないたち”が出てきますが、それぞれ友達が少ない理由が違います。僕は小鷹を演じる上で、その理由を素直に丁寧に大胆に演じるよう心掛けました。そういった意味でも新感覚な学園コメディーになっていて、お客さんには楽しんでいただけると思います。見終わった後に考えさせられるような、そんな作品です」とコメント。

 一方、北乃さんは「台本を読んで、すごいリアリティーがあると感じました。友達がほしいと思う半面、一人の自分が楽だと逃げがちになってしまうことも。それでも前向きに人と向き合うんだ、と学生の頃は気付けなかったことをこの作品では描いていると思います。コメディーとして楽しめるし、ヒューマンドラマとして見終えた後、必ず胸に残るものがあると思います。新しい『僕は友達が少ない』を見ていただけると思います」と話している。(毎日新聞デジタル)

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