俳優の水嶋ヒロさんと女優の剛力彩芽さんが、19日にTOHOシネマズ六本木(東京都港区)で行われた映画「黒執事」(大谷健太郎監督)のトークショー付き「“黒”スマス・イベント試写会」に登場した。水嶋さんは「今日に至るまで2年半ぐらい携わっていると思いますが、今の自分が持っているすべてを注いだのが映画『黒執事』です。僕らがこだわり、こだわり抜いた作品を、心ゆくまで楽しんでいってください」とあいさつし、会場を沸かせた。
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中央にシルバーナイフやガイコツなどで装飾された“黒” スマスツリーが設置されたステージには、水嶋さん、剛力さんとともに、水嶋さんの今作への出演を実現させた松橋真三プロデューサーも登壇。松橋プロデューサーは当初、セバスチャン役を何度も断る水嶋さんにマンガ全巻やアニメのDVDを送ったりとやり取りをくり返し、「一緒に脚本を作らないか」と提案したことを明かした。水嶋さんは「いい作品を作りたい一心で携わり、1年半くらいかけて台本の9割が完成した時点で、改めて出演する側としてのオファーをいただきました。映像化したときのイメージがわいていたので断る理由がなくなりお受けしました」と出演までの経緯を語った。
一方、映画のオリジナルキャラクターとして出演し、男装にも挑戦している剛力さんは、「オファーされて素直にうれしかったです。最初は男装することを知らなかったので、どういうふうにやるのだろうと思い、ちょっとドキドキしていました。でもワクワクの方が大きかったです」と語った。水嶋さんの印象を聞かれると「最初はクールな方だと思っていましたが、会ってみると優しい方で、癒やされる時間が流れます。お父さんのような温かい目線で見守ってくださり、どっしりとした安心感がある方だと思います」と絶賛した。
イベントが行われた当日はクリスマスが近いこともあり、司会からの「本物のサンタクロースがプレゼントしてくれるとしたら何がほしい?」という質問に、水嶋さんは「サンタクロースと仲よくなりたい。映画を見てもらって、サンタ仲間に広めてもらい、子供のプレゼントに映画のチラシを入れてほしいです」と映画の成功を願う答えが飛び出した。剛力さんは「これ以上の答えは見つからない」と水嶋さんの回答に笑顔で賛同した後、「もらえるものならなんでももらいます!」とコメントして会場の笑いを誘った。また水嶋さん、剛力さんの2人が抽選で観客から2人を選び、舞台中央に飾られた“黒”スマスツリーのミニチュアをプレゼントすると、会場は温かい拍手に包まれた。映画は来年1月18日から公開。(遠藤政樹/フリーライター)
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