GTO:AKIRA主演の新シリーズを台湾で制作 日台で放送へ

(C)2014関西テレビ放送 (C)藤沢とおる/講談社
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(C)2014関西テレビ放送 (C)藤沢とおる/講談社

 2012年に放送されたダンス・ボーカルグループ「EXILE」のAKIRAさん主演の連続ドラマ「GTO」(関西テレビ・フジテレビ系)の新シリーズが台湾で制作され、日台で放送されることが明らかになった。タイトルは「GTO TAIWAN」。オール台湾ロケで、監督やメインスタッフ、主要キャストのAKIRAさん、城田優さん、山本裕典さんのほかは、全て台湾俳優、スタッフによる日台共同制作となる。

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 再び“伝説の教師”鬼塚英吉を演じることになったAKIRAさんは「日台合作ということで日本人の魂を持ちながらも、台湾の方々の素晴らしさや台湾文化の良さを『GTO』というフィルターを通して伝えていけたら」と意気込んでいる。

 「GTO」は、藤沢とおるさんの大人気マンガが原作。元ヤンキーの教師・鬼塚英吉が、生徒らが抱える悩みや問題を、型破りな“授業”で解決していく学園ドラマで、1998年に俳優の反町隆史さん主演でドラマ化。2012年にAKIRAさん主演の連続ドラマが放送され、その後もスペシャルドラマが放送された。台湾でもドラマやアニメが放送され、原作コミックがシリーズ累計320万部を記録するなど人気を博している。

 「GTO TAIWAN」は、政府のクールジャパン施策の一環として、国の支援を受けて動き出したプロジェクトで、シリーズを制作、放送してきた関西テレビなどがプロデュース。日台の共同制作で、台湾の高校から1週間の研修プログラムとして招かれた鬼塚が、現地の高校を舞台に言葉も通じず孤軍奮闘する姿と、鬼塚とともに台湾を訪れた鬼塚の友人・龍二(城田さん)、冴島(山本さん)の活躍をオリジナルストーリーで描く。

 台湾ロケはすでに始まっており、AKIRAさんは「台湾のスタッフやキャストは皆さん作品に対してストイックで、自分の思いを明確に持っていてパワーを感じます。しかしコミュニケーションをとると優しさや心温かさが伝わり、とてもいい雰囲気で撮影が進んでいます」と明かしている。

 ドラマにはヒロインの女性教師を若手人気女優のジニー・チュオさんが演じ、鬼塚が担当するクラスの生徒役で人気アイドルグループ「SPEXIAL」のホンジャンさんやウェイジンさん、韓国ドラマ「美男<イケメン>ですね」の台湾リメーク版で注目されたルゥルゥ・チェンさんらも出演。29日にクランクアップ予定で、台湾では3月放送。日本では、テレビ、配信、劇場などでの展開を予定している。

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