AKB48:新チーム「8」設立へ 47都道府県で一斉オーディション

新たに「チーム8」設立を発表したAKB48
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新たに「チーム8」設立を発表したAKB48

 人気アイドルグループ「AKB48」が新たに「チーム8」を設立することが23日、明らかになった。チーム8は、全国各地のファンに「会いに行く」ことをコンセプトに掲げ、全国47都道府県で一斉にオーディションを行い、各代表1人を選出。47人の候補の中からメンバーを決定する。結成は3月下旬で、5月に地方でのお披露目イベントを実施し、8月に劇場公演デビュー、11月から“会いに行く”全国ツアーを開始する予定。

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 この日、TOKYO DOME CITY HALL(東京都文京区)で、メンバー16人が会見を行い、総監督の高橋みなみさんはチーム8について「昨日聞いた。どうなるか分からない」とコメント。一方で「新しいAKB48の形として期待感もある。笑顔の輪が全国各地に我が広がればいいな」と期待を寄せ、「ぜひ一歩踏み出して、チャンスをつかみに来てほしい。私たちと一緒に笑顔を届ける活動をしていきましょう」と、応募を呼びかけた。

 チームKキャプテンの大島優子さんは「もっとみんながしのぎを削ってペナントレース(チーム対抗戦)に向かって切磋琢磨(せっさたくま)していくんじゃないか。全国から精鋭が集まるので、日本が盛り上がるといいな」と語った。またチーム4キャプテンの峯岸みなみさんは「今まで末っ子チームだったが、初めての後輩チーム。私たちの存在を脅かすようなすごく個性のあるメンバーが集まるのかな」とコメント。チームAキャプテンの横山由依さんは「今までいたことのない地方のメンバーに会えるのが楽しみ」と語り、チームBキャプテンの梅田彩佳さんは「これからの48グループがどんなグループになっていくのか、変化が楽しみ」と話した。

 チーム8の「会いに行く」というコンセプトは、AKB48のファンが全国に拡大し、劇場で“会える”アイドルではなくなってきたことから設定した。24日にオーディションの受け付けを開始し、2月23日に締め切られる。47都道府県のテレビ局がオフィシャルメディアパートナーとなり、同グループの活動はトヨタ自動車が全面的にサポートする。AKB48の正式チームの活動を企業がサポートするのは初めて。

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