土竜の唄:生田斗真主演作が初登場首位 「永遠の0」のV9を阻止

「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の一場面 (C)2014「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館
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「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の一場面 (C)2014「土竜の唄」製作委員会 (C)高橋のぼる・小学館

 17日に発表された15、16日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、俳優の生田斗真さん主演の「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」が初登場1位に輝いた。全国293スクリーンで公開され、2日間で約20万9900人を動員し、興行収入は約2億8200万円となった。前週まで8週連続首位だった人気グループ「V6」の岡田准一さん主演の映画「永遠の0」は2位となり、9週目にして1位を譲ったものの、前週動員比82%と依然好調で、累計動員数613万人、興行収入は75億円を突破した。

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3位には、CIA捜査官ジャック・ライアンの活躍を描くシリーズ最新作「エージェント:ライアン」が初登場。全国333スクリーンで公開され、2日間で約9万2800人を動員し、興行収入は約1億1300万円だった。そのほか新作は、ホワイトハウスで歴代大統領7人に仕えた黒人執事セシル・ゲインズの半生を描いた「大統領の執事の涙」が9位に初登場。全国114スクリーンで公開され、2日間で約3万5100人を動員し、興行収入は約4200万円だった。

 「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」は、「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の高橋のぼるさんの人気マンガが原作。素行不良で懲戒免職になった警察官・菊川玲二が“モグラ”と呼ばれる潜入捜査官として暴力団内部に入り込み、幹部を逮捕するため活躍するさまを描く。映画は「十三人の刺客」「悪の教典」などで知られる三池崇史監督が手がけ、脚本は「木更津キャッツアイ」シリーズなどの宮藤官九郎さんが担当。ヒロイン役の仲里依紗さんをはじめ、堤真一さん、山田孝之さん、お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さん、上地雄輔さんら個性豊かなキャストが顔をそろえ、原作をほうふつとさせるビジュアルで脇を固めている。

 「エージェント:ライアン」は、これまで4作が映画化されている米作家のトム・クランシーさんの「ジャック・ライアン」シリーズが原作。現代を舞台に、経済アナリストから転身したライアンが、いかにCIA捜査官に成長したかの“ライアン誕生秘話”を描く。ライアンを「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のクリス・パインさんが演じ、キーラ・ナイトレイさん、ケビン・コスナーさんも出演。「大統領の執事の涙」は、「プレシャス」でアカデミー賞に輝いたリー・ダニエルズ監督の最新作で、主人公の黒人執事をオスカー俳優のフォレスト・ウィテカーさんが演じている。

1位 土竜の唄 潜入捜査官 REIJI

2位 永遠の0

3位 エージェント:ライアン

4位 抱きしめたい −真実の物語−

5位 ラッシュ/プライドと友情

6位 劇場版 TIGER & BUNNY −The Rising−

7位 ウルフ・オブ・ウォールストリート

8位 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

9位 大統領の執事の涙

10位 小さいおうち

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