鉄拳:涙で化粧くずれる パラパラマンガ実写版に「参りました」

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 お笑い芸人の鉄拳さんが21日、第6回沖縄国際映画祭で行われた自身のパラパラマンガ「振り子」を実写化した「FURIKO−振り子−」の舞台あいさつに登場。完成作を観客とともに見た鉄拳さんは、涙で化粧をくずし、一緒に登壇した主演の中村獅童さん、ヒロインの小西真奈美さんらに向かって「参りました。本当に思った以上にいい作品。本当にうれしい」と頭を下げた。

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 鉄拳さんと共に観客と映画を見た小西さんは「観客として見て、すみません。顔がぐずぐずです」と目に涙をためながらあいさつ。中村さんも「原作が大好きだったのでプレッシャーが大きかった。力を合わせて皆さんの期待を裏切らないようにやらせていただきました」と涙ぐみながら話した。

 鉄拳さんは「4分間の話をどういう風に映画化するんだろうと思っていた。実際、この話の前にもオファーがいくつかきていたけれど、どれも実現できなかった」と明かし、「これからは僕もちょっと勉強して映画化しやすいように分かりやすいストーリーを考えなくちゃ」とユーモアを交えながら話し、会場を沸かせた。

 原作のパラパラマンガは夫婦の絆を描いた感動のストーリーで、動画再生回数300万回以上を記録し、世界的ロックバンド「Muse」の公式PVに採用されるなど注目を集めた。映画には武田鉄矢さん、板尾創路さん、「SKE48」の松井珠理奈さんらも出演している。

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