注目の新譜:石川さゆり「暗夜の心中立て」 新曲は椎名林檎とのコラボレーション

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 歌手の石川さゆりさんが、作詞・作曲・プロデュースに椎名林檎さんを迎えたニューシングル「暗夜の心中立て」(テイチクエンタテインメント)を2日に発売した。

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 演歌歌手としてさまざまなヒット曲を世に送ってきた石川さんは、2010年に奥田民生さんとのコラボレートシングル「Baby Baby」を発表。2012年には奥田さんのほか、「くるり」の岸田繁さんや「THE BOOM」の宮沢和史さんらを制作陣に迎えたアルバム「X−cross−」を発表するなど、ジャンルの枠を超えた活動を続けてきた。今回発売されるシングルもその流れにあり、石川さんと椎名さんは2011年の大みそかにNHK紅白歌合戦の舞台裏で初めて顔を合わせ、コラボレーションの話を温めてきたという。楽曲は、石川さんのオーダーに椎名さんが応じる形で書き下ろし、椎名さんの活動を長年支えている斎藤ネコさんが編曲とバンドの指揮を担当した。「暗夜の心中立て」は、恋心に身を焦がす女の情念を歌う。カップリング曲「名うての泥棒猫」は昭和の匂いを感じる曲で、椎名さんがコーラスで参加している。どちらの曲も、石川さんの歌と椎名さんの作家としての才能が十二分に生かされた“大人の歌謡曲”だ。

 シングル「暗夜の心中立て」は3種あり、タイプAは2曲入りで1000円(税込み)。タイプBはインストバージョンを含む全4曲入り、「暗夜の心中立て」のミュージックビデオを収録したDVD付きで1350円(税込み)。タイプCは全4曲入り、「暗夜の心中立て」と「名うての泥棒猫」のミュージックビデオを収録したDVD付きで1550円(税込み)。

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