ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は大人気ゲームの続編「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」(3DS)です。レベルファイブの本村健ディレクターと同社宣伝部に作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
−−ゲームの内容について教えてください。
「妖怪ウォッチ」を使いながら、町に潜む妖怪と友達になっていくRPG作品です。「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」では、主人公が暮らす町はもちろん、人気の妖怪たちに加えて新しい妖怪が登場するなど、全てにおいてパワーアップしています。塀を登ったり、自転車レースをしたり……町で楽しめることもさらに増えて、まるで本物の町を冒険しているような感覚が味わえます。現在と過去を行き来して「妖怪ウォッチ」が消えた謎を探ってく壮大な物語が展開されます。(宣伝部)
−−新作「2」のセールスポイントは?
町でできることが増えたのはもちろん、その冒険の舞台もさらに広がり、遠くの町へも行けるようになりました。路線図を見ながら電車を乗り継いでいくことで、主人公のおばあちゃんの暮らす田舎「ケマモト村」や、のどかな港町「ナギサキ」の探索も楽しめます。どのエリアも魅力的な特色を持っていますので、お気に入りのエリアを探してみるのもいいかもしれません。また、友達と遊ぶともっと楽しくなる要素も詰め込んでいます。近くの友達はもちろん、インターネット通信を使って、遠くの友達ともバトルが可能になりました。そして、一人一人が妖怪になって鬼と戦うアクションゲーム「妖怪ウォッチ バスターズ」が登場。それぞれの妖怪の特徴をうまく生かして、巨大な鬼に立ち向かいましょう。(宣伝部)
−−開発チームの中で一番人気の妖怪は?
ジバニャン、コマさん、ロボニャン、ブシニャン、キュウビなど、アニメで活躍する妖怪はやはり人気がありますね。一部の男性スタッフには、ドンヨリーヌ、心オバア、バクロ婆などの“女性”妖怪も人気があります(笑い)。(本村ディレクター)
−−今作の開発で苦労したこと、面白いエピソードを教えてください。
苦労したところは、さくらニュータウンという町にリアリティーを感じてもらうために作り込んだことと、同時に町にいろいろなネタを仕込んだところです。おばあちゃんに道案内を頼まれたり、謎の赤い箱を渡されたり、そば屋のバイクが転んでしまったり、缶けりできたり……などなど。さくらニュータウンを現実の町に住んでるように感じてもらい、なおかつ、おもしろおかしな日常を体験してもらいたかったので、町で偶然何かが起きるという仕掛けを盛り込むのに苦労しました。とはいえ、スタッフでいろいろなくだらないギャグやネタを出し合いながら制作していったので、とても楽しい現場でした。フミちゃんのおならの表現はどうするのか?など、バカバカしいことを真剣に議論したりしてましたね(笑い)。その議論の結果は、実際のゲームでお確かめください。(本村ディレクター)
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
本作は、新しい要素や楽しいことをたくさん詰め込んだ作品です。妖怪の友達を増やしていったり、バトルを極めたり、町を隅々まで探索したり、物語をじっくり味わったり……と楽しみ方は無限大です。皆様が自分なりの楽しみ方を見つけていただけるとうれしいです。これからも「妖怪ウォッチ」が、皆様に長く愛される作品となるよう、さまざまな挑戦を続けていきますので、今後の展開にご期待ください。(宣伝部)
レベルファイブ ディレクター 本村健
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