世界コスプレサミット:史上最多22カ国・地域が名古屋に集結

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 愛知県内で開催中の「コスプレ」世界一を決める「世界コスプレサミット2014」のレッドカーペットパレードが2日、名古屋市中区の繁華街・栄の錦通りを約200メートル封鎖して行われ、大会史上最多となる22カ国・地域から選ばれた代表コスプレーヤー44人が登場した。手元の温度計で30度を超える蒸し暑さの中、各国代表は沿道で見守る大勢の観客の前を練り歩き、暑さに負けない熱気あふれるパフォーマンスを披露した。

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 世界コスプレサミットは、世界各国の代表メンバーが2人1組で参加し、コスプレの完成度やパフォーマンスなどを競うイベントで、2003年に始まり、05年から世界王者を目指しパフォーマンスなどを競う「世界コスプレチャンピオンシップ」を実施している。

 12回目となる今年は、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、中国、シンガポール、タイ、ブラジル、韓国、デンマーク、メキシコ、米国、オーストラリア、フィンランド、日本、マレーシア、オランダ、ロシア、英国、インドネシアのほか、新たに香港、台湾を加えた合計22カ国・地域から44人が参加。チャンピオンシップはこれまではブラジル(06、08、11年)、フランス(07年)、日本(09、12年)、イタリア(05、10、13年)が優勝している。レッドカーペットパレードには、同大会を目指すクウェート、フィリピン、ベトナム、ポルトガルからもオープン参加したメンバーも登場した。

 パレードでは、各国代表が「戦国BASARA」「ジョジョの奇妙な冒険」「ワンピース」など、人気アニメやマンガ、ゲームのキャラクターになりきり、繁華街を練り歩いた。パレード前には、昨年に引き続き、河村たかし・名古屋市長が徳川宗春に扮(ふん)して練り歩く「徳川宗春道中」も開催され、姫に扮したSKE48の石田安奈さん、小林亜実さん、磯原杏華さんや徳川吉宗に扮した大村秀章・愛知県知事も登場した。

 チャンピオンシップは2日夜に開かれ、3日は優勝者を筆頭に“名古屋のアキバ”ともいわれる大須(名古屋市中区)をパレードする「大須コスプレパレード」も行われる予定。

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