東出昌大:不気味演技に自信「気持ち悪いと言われてうれしかった」

映画「寄生獣」完成報告会見に登場した東出昌大さん
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映画「寄生獣」完成報告会見に登場した東出昌大さん

 俳優の東出昌大さんが東京国際映画祭で行われた映画「寄生獣」(山崎貴監督)の完成報告会見に主演の染谷将太さんと登場。人間に寄生する生物「パラサイト」に乗っ取られたパラサイト高校生を演じている東出さんは役作りのため「(ホテルの)部屋でずっと(気持ち悪い笑顔を作って)やあ、やあ、とやっていました」とエピソードを披露。「染谷くんから、撮影を終えてから『気持ち悪い』と言われてうれしかった」とコメントした。

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 会見には、東出さん、染谷さんのほか、ヒロインの村野里美役を演じる橋本愛さん、深津絵里さん、山崎貴監督が出席。主人公の高校生・泉新一役を演じる染谷さんは寄生生物「ミギー」を右手に装着して登場し、「やっとこうやって(映画の中で)ミギーと出会うことができて涙が出そうになりました」と感動を表現。作品内で登場人物の顔が割れパラサイトに変化する独特の描写についても触れ、「(自分も)一回ぐらい(顔が)割れたかった」と語り笑いを誘った。

 「寄生獣」は1990~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載された人気マンガ。謎の寄生生物・パラサイトのミギーが右手に寄生した高校生・泉新一と、ほかのパラサイトとの戦いなどを描いている。映画「寄生獣」は11月29日、「寄生獣 完結編」は2015年4月25日に公開される。映画「寄生獣」は現在六本木で開催されている「第27回東京国際映画祭」のクロージング作品。

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