鈴木京香:地元・宮城への思い語る 映画「救いたい」主演

1 / 20

 女優の鈴木京香さんが10日、東京都内で行われた主演映画「救いたい」(神山征二郎監督)の完成披露試写会に登場。出身地・宮城県の東日本大震災から3年後の現状を描いた本作に出演した鈴木さんは「宮城県出身だからこそ中途半端にはできないという思いがありました」といい、「恐怖心も少しありましたが、でもやっぱりやりたかった。実際にロケをさせていただいて、地元のみなさまと触れ合うことができたし、本当に私にとってありがたい思い出になりました」と特別な思いを語った。

ウナギノボリ

 「救いたい」は、仙台医療センターの麻酔科医・川村隆枝さんのエッセー「心配ご無用 手術室には守護神がいる」が原作。仙台の病院で麻酔科医長を務める川島隆子(鈴木さん)と夫で地域医療に従事する医師・貞一を中心に、東日本大震災から3年たった宮城県で前向きに生きようとする人々の姿が描かれている。22日公開。

 試写会の舞台あいさつには、鈴木さんの夫役を演じた三浦友和さんはじめ、貫地谷しほりさん、渡辺大さん、中越典子さんらも出席した。鈴木さんは三浦さんと演じた夫婦について「べったりもたれかかっているわけではないけど、支えあっているようなイメージ。夫婦のあり方がとってもすてきだなと憧れました」とにっこり。一方の三浦さんは「奥さんは鈴木京香さんですからね。それはもう楽しくやらせていただきました」とちゃめっ気たっぷりに語っていた。

写真を見る全 20 枚

映画 最新記事