岩明均さんの人気マンガ「寄生獣」のテレビアニメ版「寄生獣 セイの格率」(日本テレビほか)が、中国最大手の動画配信サイト「土豆(トゥードゥー)」が選ぶ「ヤングチョイスカーニバル2014」でアニメ部門の最優秀賞を受賞したことが分かった。2013年は「NARUTO−ナルト−」が受賞しており、2年連続で日本アニメが受賞したことになる。
ウナギノボリ
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「ヤングチョイスカーニバル」は、「トゥードゥー」が昨年から開催しているイベント。映画、音楽、テレビ、アニメなど22のジャンルで中国の若者の間で最も人気があった人や作品を投票形式で選ぶ。選出にあたっては、中国の若年層が検索したり話題にしたワードを数値化し、サイト内での一般投票、専門家の投票とともに集計してポイントの高かった作品が最優秀賞となる。
アニメ部門は同国内で2014年に放送・配信された作品が対象。「寄生獣」のほか、「秦時明月(中国の3Dアニメ)」、「NARUTO−ナルト−」、「HUNTERxHUNTER」、「東京喰種トーキョーグール」がノミネートされており、「寄生獣」が栄冠を勝ち取った。
「寄生獣 セイの格率」は「トゥードゥー」でも日本から3時間遅れで正規配信されており、既に累計4000万回の再生回数を記録している。受賞理由としては、マッドハウスが制作した映像のクオリティーやストーリー性、ミギーをはじめとする各キャラクターの個性が他アニメより際立っていた点に加え、視聴者層が低年齢層に集中しがちな「NARUTO」に比べて、中・高・大学・大学院など幅広く学生層を中心に支持を集めたとしている。また、北京・上海をはじめとしたインターネット利用者層が多い中国東部の富裕都市での視聴数が高く総合的に数値を押し上げたことも理由に挙げている。
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