人気ゲーム「妖怪ウォッチ」シリーズの最新作「妖怪ウォッチ2 真打(しんうち)」が13日、発売された。社会現象にもなっている人気作の新作ということもあり、東京・池袋のビックカメラ池袋本店では東京都内の最低気温4度という寒さの中、午前8時前に約100人の列ができ、午前10時の開店時間を前倒しして、午前8時から販売と予約分の引き渡しを始めた。
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同店では、予約なしで購入できる当日販売分を用意し、当日販売分を求める列は同日午前5時ごろからでき始めたという。人気ゲームやゲーム機の行列は20~30代男性が多いが、「妖怪ウォッチ2 真打」の行列は、親子連れや初老の女性の姿も見られ、午前6時から父親と一緒に並んでいた東京都豊島区在住の小学3年生男児は「『妖怪ウォッチ』は学校でも人気。帰ってすぐにプレーしたい」と話していた。また、先頭の東京都板橋区在住の40代の会社員男性は「予約をしていなかったので当日販売分を買いに来た。小学2年生の子供のクリスマスプレゼントのために並びました」といい、子供のクリスマスプレゼントのために並ぶ親の姿も多く見られた。
「妖怪ウォッチ」シリーズは、「イナズマイレブン」「レイトン教授」シリーズなどを手がけたレベルファイブ(福岡市中央区)が開発したゲームで、不思議な時計を手に入れた少年が、日常に潜む妖怪と仲間になって、さまざまな問題を解決していく……という内容。ゲームやアニメ、マンガが小学生を中心に人気を集めており、今年の「新語・流行語大賞」でベストテン入りしたほか、大みそかに放送される「第65回NHK紅白歌合戦」の特別企画として「妖怪ウォッチ」のステージが行われるなど社会現象になっている。
「真打」は7月に発売されて累計出荷本数が300万本を突破した「元祖」「本家」をベースに、新妖怪やクエストを追加した新作。予約本数が100万本を突破したことも話題になっている。
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