国内最大級のアニメ展示会「AnimeJapan(アニメジャパン)2015」(実行委員会主催)が21日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕する。東京都の青少年健全育成条例改正をめぐり分裂していた「東京国際アニメフェア」(TAF)と「アニメコンテンツエキスポ」(ACE)が昨年再合流してから2回目の開催となる今回は、家族限定エリアを新設し、小学生の入場無料化、専用入り口の設置などで課題とされるファミリー層の取り込みを目指している。
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21、22日の一般公開に先立つ20日には、関係社向けのビジネスデーが開催された。「ビジネスエリア」には、TBSやテレビ朝日、よみうりテレビなどのテレビ局、集英社などの出版社、アニプレックスやポニーキャニオンなどのアニメ会社がずらりとブースを並べ、午前10時の開場直後から英語や中国語などが飛び交うなど盛況だった。また今回、アニメビジネスの新規掘り起こしを狙って「アニメビジネスコンシェルジュ」のブースを新設。アニメ制作のロイヤリティー額についての質問や、アニメキャラクターと商品のコラボ企画の相談などに乗り、マッチングを図った。
再合流に伴う効果としてビジネス面が強化された一方、課題とされるのがファミリー層の取り込みだ。もともとファミリー層に強かったTAFと再合流したことから、初開催の昨年は期待され、来場者自体は目標を大きく上回る約11万1000人を記録したが、ファミリー層の来場は予想を下回った。今回はその反省を踏まえて、ファミリー層専用のエリアを新設するほか、「クレヨンしんちゃん」「妖怪ウォッチ」といった子供向け作品を充実させ、前回まで有料だった小学生の入場料を無料にし、ベビーカー置き場などを特設した。さらに行列の解消を狙って、ファミリー専用の入り口を設けて誘導を図る。
アニメのグッズやブルーレイ・ディスクを購入して、業界を支えてくれる熱狂的なアニメファンの支持を維持しながら、趣向が全く違うファミリー層やライト層を取り込むのは至難の業だ。それでもファミリー層の取り込みを狙うのは、子供にさまざまなアニメを見てもらい、より好きになってもらうことが、業界の将来につながると見ているからだ。関係者は「子供たちに楽しんでもらう機会を作るのが第一。さらに子供の両親にアニメに触れてもらい、好意を持ってもらえれば言うことはない」と今回の施策に期待している。
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