注目アニメ紹介:「終わりのセラフ」 人気作家タッグの原作 吸血鬼と人類の戦い描く

(C)鏡貴也・山本ヤマト・降矢大輔/集英社・終わりのセラフ製作委員会
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(C)鏡貴也・山本ヤマト・降矢大輔/集英社・終わりのセラフ製作委員会

 吸血鬼の脅威にさらされている世界を舞台に、吸血鬼と人類の戦いを描くアニメ「終わりのセラフ」が4日から放送される。原作は月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)で連載中の同名マンガ。人気ラノベ「伝説の勇者の伝説」や「いつか天魔の黒ウサギ」などで人気の鏡貴也さん作で、ライトノベル「紅 kure−nai」のイラストを手掛けた山本ヤマトさんが作画を担当している。マンガの連載当初から「アニメ化有力」と言われていた作品だ。

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 未知のウイルスによって大人たちが死に絶えた世界で、子供たちは吸血鬼たちによって地下都市にとらわれ、血を捧げることで生かされる家畜同然の扱いを受けていた。その中の一人、百夜優一郎(ひゃくや・ゆういちろう)は、家族同然の親友・百夜ミカエラや幼い孤児たちとともに外の世界へと脱出を図る。

 それから4年後、吸血鬼の都市から逃げ出した百夜優一郎は吸血鬼に反抗する勢力・日本帝鬼軍の吸血鬼殲滅(せんめつ)部隊「月鬼ノ組」に入隊し、吸血鬼たちとの戦いに身を投じていく。一方、脱出の際に死んだと思われていたが、吸血鬼となって生きていたミカエラも、人間に利用されている優一郎を救おうと戦う……というストーリーだ。講談社ラノベ文庫から発売されているライトノベル版の主人公・一瀬グレンも「月鬼ノ組」の一員として物語に関わり、人間と吸血鬼との数奇な運命が描かれる。

 優一郎の声は「キャプテン・アース」の入野自由さん、ミカエラは「黒子のバスケ」の小野賢章さん、一瀬グレンは「魔法科高校の劣等生」の中村悠一さんがそれぞれ担当する。「進撃の巨人」や「鬼灯の冷徹」のWIT STUDIOが制作する。放送はTOKYO MX、MBSほか。

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