オハナス:ドコモとタカラトミーが“おはなしロボット”を共同開発 「しゃべってコンシェル」を応用

NTTドコモとタカラトミーが共同開発した会話を楽しめるロボット「OHaNAS(オハナス)」
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NTTドコモとタカラトミーが共同開発した会話を楽しめるロボット「OHaNAS(オハナス)」

 NTTドコモとタカラトミーが共同開発した会話を楽しめるロボット「OHaNAS(オハナス)」が10月1日に発売されることが4日、分かった。2社がコラボするのは初めてで、ロボットに話しかけるとニュースや天気、料理などの情報を教えてくれたり、ジョークを言うなど自然な会話ができるロボットを目指したという。スマートフォンに話しかけると、情報を引き出せるNTTドコモの「しゃべってコンシェル」の音声認識技術が応用されている。対象年齢は8歳以上で、価格は1万9800円(税抜き)。

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 「オハナス」はスマートフォンやタブレットを経由して、意図解釈、シナリオ対話、文章正規化などの機能があるクラウドサーバーに接続することで、会話を実現する。ニュースなどの情報端末として機能するだけでなく、しりとりやクイズなどを楽しむこともできる。例えば「しりとりをしよう」」と話しかけると「しりとりするよー。僕、ガチで強いから。好きな言葉をどうぞ」と答えるなど自然な会話を楽しめるという。

 4日、東京都内で同商品の発表会見が開かれ、タカラトミーのハロルド・ジョージ・メイ副社長は企画意図を「ただ遊ぶだけでなく、生活の一部に役立つ玩具を開発したいと考えています」と説明した。NTTドコモの加藤薫社長は「タカラトミーさんとのコラボは、意外な面もあると思うかもしれませんが、パートナーに技術を使っていただいて、新しい価値を生み出すいい例だと思います」と話した。

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