ミステリ・ハンドブック:人気ガイドが24年ぶり新版 SFハンドブックも14年ぶり

24年ぶりの新版「海外ミステリ・ハンドブック」(左)と14年ぶりの新版「海外SFハンドブック」
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24年ぶりの新版「海外ミステリ・ハンドブック」(左)と14年ぶりの新版「海外SFハンドブック」

 ミステリー小説のガイドブック「ミステリ・ハンドブック」(早川書房)の約24年ぶりとなる新版「海外ミステリ・ハンドブック」が21日に発売されることになった。SF小説のガイドブック「海外SFハンドブック」(同)の約14年ぶりの新版も同時発売される。

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 「ミステリ・ハンドブック」は第1弾が1991年9月に発売され、発行部数は約14万部。早川書房によると、第1弾はマニア向けだったが、第2弾となる新版はビギナー向けだといい、約100冊のミステリー小説を「キャラ立ち」「クラシック」「ヒーロー/アンチヒーロー」など10カテゴリーに分けて紹介する。価格は907円。

 「海外SFハンドブック」は第1弾が90年7月、第2弾「新・SFハンドブック」が2001年4月に発売。シリーズ累計発行部数は約16万部を誇る。これまではSF小説を作品ごとに紹介していたが、第3弾となる新版「海外SFハンドブック」は、SF作家20人の代表作を紹介。アーサー・C・クラークさんやアイザック・アシモフさん、ロバート・A・ハインラインさん、チャイナ・ミエヴィルさん、グレッグ・イーガンさんらを取り上げる。また、第35回日本SF大賞をダブル受賞した藤井太洋さんと長谷敏司さんの座談会も掲載される。価格は1058円。

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