人気マンガ「デスノート」が原作の実写映画の続編「デスノート 2016」(仮)が2016年に公開されることが13日、明らかになった。続編は完全新作で、世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会となった2016年を舞台に、夜神月(やがみ・らいと)とLのDNAを受け継いだ“新たなカリスマ”が登場し、6冊の「デスノート」が地上に舞い降りる。
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ドラマ版「デスノート」(日本テレビ系)の最終回となった13日の放送で、続編映画の特報映像が公開され、これまでの映画の名場面のほか、「夜神月、復活」「Lの後継者」「弥海砂」「死神の目」「ノートの封印」「真第二のキラ」などといった意味深な文字が画面に踊った。原作の「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで。もちろん死神自身が所有するノートはその数に入らない。よって、人間にノートを所有させることで人間界にいていい死神も6匹まで」というルールを基に、6冊のデスノートが登場する。
「デスノート」は大場つぐみさんが原作、小畑健さんが作画を手がけ、2003~06年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたマンガが原作。コミックスの累計発行部数は全13巻で3000万部を突破するなど人気を集めた。名前を書かれた人間を死に至らしめるデスノートを手に、自分の正義で犯罪者を裁き“理想郷”を作ろうとする夜神月と、名探偵Lが頭脳戦を展開する……というストーリー。テレビアニメ化、実写映画化、舞台化、ドラマ化された。
実写映画では藤原竜也さんが月、松山ケンイチさんがL、ドラマでは窪田正孝さんが月、山崎賢人さんがLを演じた。2006年に公開された実写映画は「DEATH NOTE」「DEATH NOTE the Last name」の2部作の興行収入が計80億円を超えるヒットを記録し、スピンオフ「L chang the WorLd」も08年に公開された。
映画の続編は、「GANTZ」「図書館戦争」などの佐藤信介さんが監督を務める。海外ロケも行う。キャストなどは今後、発表される。
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