劇場版アニメ「Wake Up,Girls! 青春の影」(山本寛監督)が25日に公開される。「Wake Up,Girls!(WUG)」は仙台市を舞台に、7人の少女がローカルアイドルユニットとして奮闘する姿を描くオリジナルアニメで、2014年1月に劇場版アニメ「Wake Up, Girls! 七人のアイドル」が公開され、14年1~3月にはテレビアニメが放送された。続編となる劇場版アニメ第2弾は前後編の2部作で、前編の今作では東京に進出したメンバーたちの新たな挑戦の日々など、テレビシリーズのその後の物語が展開される。
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仙台発のアイドルユニット「Wake Up, Girls!」は、仙台での活動を通じて少しずつファンを増やし、ついにはアイドル界の登竜門イベント「アイドルの祭典」に東北代表として出場した。イベント終了後、メジャーレーベルのbvexからのデビューの誘いを受け、上京したメンバーたちは東京で新たな挑戦をスタートさせる。一方、アイドル界を引っ張るI-1clubの最新シングルが100万枚に届かず、ゼネラルマネジャーの白木が世代抗争を仕掛ける……というストーリー。
再びスクリーンへと帰ってきたWUGの物語は、舞台を東京へと移してはいるが、等身大の少女たちの姿やアイドルを取り巻く環境をシビアに描き出すという要素は健在だ。地方での人気を足がかりに上京してきたメンバーたちが、数多くのアイドルが存在する東京で悪戦苦闘する姿には思わず感情移入してしまうし、壁にぶつかりながらも立ち向かっていく姿には心打たれる。ストーリーはWUGの7人による会話を中心に進んでいくが、各メンバーのあふれんばかりの個性やそれぞれの成長ぶりを感じられるシーンがいくつもあり、涙腺を刺激する。劇場版第1弾とテレビシリーズのときよりも、少し大人になった7人が互いの意思を尊重しながら物事を進めていく姿には、最初から見ている身としては感動もひとしおだ。12月公開の後編「Wake Up,Girls! Beyond the Bottom」が待ち遠しい。25日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で2週間限定公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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