宮地昌幸:ジブリ出身のアニメ監督が初の小説書き下ろし

宮地昌幸さんの初の書き下ろし小説「さよならアリアドネ」のカバー
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宮地昌幸さんの初の書き下ろし小説「さよならアリアドネ」のカバー

 スタジオジブリ出身で劇場版アニメ「千と千尋の神隠し」の監督助手を務めたことで知られる宮地昌幸さんの初の書き下ろし小説「さよならアリアドネ」(早川書房)が22日に発売されることが分かった。

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 「さよならアリアドネ」は、東京・吉祥寺を舞台に、30代のアニメーターの服部政志が、絶望的な未来を回避するためタイムトラベルを繰り返す……というストーリー。服部は2025年8月23日にタイムトラベルをして、同じ日を72回繰り返し、幸せな生活を取り戻す手がかりを探すことになる。

 宮地さんは1976年生まれ。スタジオジブリ・東小金井村塾出身。宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」の監督助手や富野由悠季監督の「OVERMANキングゲイナー」の演出などを担当したほか、テレビアニメ「亡念のザムド」や「伏 鉄砲娘の捕物帳」の監督を務めたことでも知られる。著作に小説「新説 亡念のザムド」がある。

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