多重人格探偵サイコ:有害図書指定で話題のサスペンス 19年の歴史に幕

 「魍魎戦記MADARA」などで知られる田島昭宇さんのマンガで、大塚英志さんが原作と脚本を担当した「多重人格探偵サイコ」が、4日発売の「ヤングエース」(KADOKAWA)3月号で最終回を迎え、約19年の連載に幕を下ろした。

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 多重人格探偵サイコは、「月刊少年エース」で1997年に連載を始め、その後休載を経て、掲載誌を「コミックチャージ」(現在は休刊)、ヤングエースへと変えた。恋人の両手両足ををバラバラにされた刑事・小林洋介の中に誕生した別の人格・雨宮一彦が、「多重人格探偵」として、さまざまな怪奇殺人事件に挑むサスペンス。過激な死体描写があることから茨城県や香川県などで青少年保護育成条例に基づき有害図書に指定されたことでも知られている。保坂尚輝さん主演でドラマ化されたほか、舞台化もされている。

 3月4日発売のヤングエース4月号では「The End + One」が掲載される予定。 

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