吉本興業が7日、「eスポーツ」の事業に参入することを発表し、東京都内で「eスポーツ事業概要発表会見」を行った。事業の名称は「よしもとゲーミング」で、プロゲーマーのマネジメントやイベントの開催、世界大会で戦うeスポーツのチームの運営などを行う。
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eスポーツは、「エレクトロニック・スポーツ」の略。対戦型のコンピューターゲームを「スポーツ」とみなして腕を競い合う。世界的な人気から、2022年のアジア大会での正式競技採用も発表されている。
高額賞金が用意されるゲーム「Dota2」で戦う「よしもとデトネーター」、アクションシューティングゲーム「Overwatch」の台湾リーグに日本人選手を中心に編成したメンバーで参加する「よしもとエンカウント」、人気スマホゲーム「Shadowverse」で戦う「よしもとリバレント」、ポケットモンスターの格闘ゲーム「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT」を行う「よしもとエクストラクター」の計4チームを編成。プロゲーマーとして、ジョビンさん、「裏切りマンキーコング」の西澤祐太朗さん、小池龍馬さんの3人が所属することも発表された。
会見には、ゲーム好きとして知られるお笑いコンビ「次長課長」の井上聡さん、「トータルテンボス」の藤田憲右さん、「しずる」の池田一真さん、お笑いトリオ「パンサー」の菅良太郎さんが参加、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが司会を務め、プロの実力を見るために、ゲーム好き芸人がジョビンさんと人気格闘ゲーム「ストリートファイターV」でゲーム対戦を行った。
「自分で会社を立ち上げてeスポーツの支援を行っています」という田村さんは「ケチで有名な吉本がここまでお金を出してサポートするということは、それ以上のお金が得られるということをもう確信している」と事業に興味津々。井上さんは、目隠ししたジョビンさんに何とか勝利したものの「僕が20年若ければ、両手上げて出ていくけれど、年齢はでかくて体が付いていかない。もう参入しても無理」と、自身のプロゲーマー転向は否定。藤田さんは、ハンデを付けてもらっても全く歯が立たず「僕はテクニックのいらない(育成系の)ゲームが好き。eスポーツは……」と苦笑いしていた。
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