Aqua Timez:年内解散を発表 「今までと同じ熱量で音楽を作ることができない」

年内で解散を発表したロックバンド「Aqua Timez」
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年内で解散を発表したロックバンド「Aqua Timez」

 ロックバンド「Aqua Timez(アクアタイムズ)」が8日、今年いっぱいで解散することを公式サイトで発表した。9月1日まで続く全国ツアー終了後、最後のライブを行う。日程など詳細は固まり次第、公式サイトで発表するという。

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 ボーカルの太志さんは「僕たちAqua Timezは2018年の活動をもって解散する道を選びました。メンバー全員で話し合った結論です。ごめんなさい」とファンに謝罪すると、「いつか年を重ねてもみんなの口ずさむ曲がAqua Timezの曲だったらいいなあってワガママを最後に残して、ほんとにありがとう」とコメント。

 リーダーでベースのOKP-STAR(オーケーピースター)さんは「今回がツアーとしては最後となります。思うことも感じることもたくさんあると思います。でもできることなら、みんなには笑顔でいてもらいたい、と今は思っています」とつづり「これまでみんなからもらったたくさんの愛と素晴らしい思い出をかみ締めながら、残りのライブを全力でやらせてもらいます」と語っている。

 ギターを担当する大介さんは「こんな僕がここまでやってこれたのは、支えてくれたファンの皆様のお陰であり、そしていつでも分かり合えるメンバーと共に活動できたからだと思っています」とファンに感謝し、「今回のツアーが、Aqua Timez最後の全国ツアーになります。僕たちも悔いの残らぬよう全力で挑みます。皆さんと最高に盛り上がれたらと思います!」と呼びかけている。

 キーボードとピアノを担当するmayuko(まゆこ)さんは「勝手を言いますが、どうか5人の私達らしいライブを見届けていただけたらなと思います。少しでも恩返しできるよう、精いっぱい音を鳴らしたいと思います」とコメント。

 ドラムのTASSHI(タッシー)さんは、4月に発売した8枚目のアルバム「二重螺旋のまさゆめ」が最高傑作になったといいつつ、「ただ、アルバムを作り終えたとき、メンバー全員、いつもとは感覚が違ってました。すべてを出し切ったような、燃え尽きたような感覚でした。それから、全員で何度も何度も話し合いました。話し合いの末、今までと同じ熱量で、この先Aqua Timezの音楽を作ることができない。そして、そうなった以上、活動を続けていくことはできないという結論に至りました」と解散の理由を説明している。

Aqua Timezは2003年に結成。06年4月にメジャーデビューを果たした。同年、劇場版アニメ「ブレイブストーリー」の主題歌「決意の朝に」、劇場版アニメ「劇場版BLEACH MEMORIES OF NOBODY」の主題歌「千の夜をこえて」をリリースしてヒット。08年にはドラマ「ごくせん」の主題歌「虹」も話題となった。06、08年に「NHK紅白歌合戦」に出場した。

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