勝村政信:55歳で仮面ライダー役 変身ポーズ拒否を後悔

「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」の製作発表会見に登場した勝村政信さん
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「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」の製作発表会見に登場した勝村政信さん

 俳優の勝村政信さんが12日、東京都内で行われた映画「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」(8月4日公開)の製作発表会見に出席。「仮面ライダー」シリーズ初出演で、“最強の敵”仮面ライダーブラッドに変身する東都の知事・伊能賢剛を演じている勝村さんは、「本当に驚きました。この7月で55(歳)になるんですが、こんな年寄りが仮面ライダーになっていいのか、大丈夫なのかって。ネットでニュースが配信されてから周りの友達が『お前すごいな』って褒めてくれて。『子供と一緒に見に行く』とか、そういう声をたくさんいただきました」と語った。

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 また勝村さんは、「監督から『変身ポーズとかどうしましょう?』って聞かれたんですけど、恥ずかしくて、『変身ポーズはなくても、年も年なので』って言ったんですけど、その言葉を今、後悔しています。どうして変身ポーズをつけなかったのかなって、本当に残念です」と悔しがっていた。会見には犬飼貴丈さん、赤楚衛二さん、藤井隆さんらも登壇した。

 「仮面ライダービルド」は、平成ライダーシリーズ19作目。タイトルは「創る」や「形成する」といった意味を持つ「Build(ビルド)」から取られ、天才物理学者の青年が、戦いの場においてまるで「実験」するかのように二つの成分を組み合わせて、あらゆる姿に変身し、「スマッシュ」と呼ばれる未確認生命体を駆逐する。

 劇場版は、仮面ライダービルドにとって初の単独映画作品。東都、西都、北都の三つの首都で繰り広げられた戦争が終結し、パンドラタワーに新政府が樹立。東都、西都、北都には、これまでの首相に代わってそれぞれ知事が置かれ、平和のための新体制が確立されたはずだったが、再び大きな脅威が、桐生戦兎(仮面ライダービルド)の前に立ちはだかる……というストーリー。「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」と2本立てで8月4日に公開される。

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