アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(ガンプラW杯)2018」(バンダイスピリッツ主催)で、二次審査を通過した日本代表候補作品が11日、ガンダムベース東京(東京都江東区)でお披露目された。14歳以下が対象のジュニアコースでは、7年連続ジュニアコースファイナリストで昨年、世界一に輝いた畑めいさんの弟の柾さんの「ヴァイセ・ローゼ ~連邦の白き薔薇~」が日本代表候補に選出された。
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柾さんは13歳で、「機動戦士ガンダムUC」に登場するローゼン・ズールをベースにしたガンプラを制作。大会の公式サイトで「コンセプトは連邦版ローゼン・ズールです。もし、連邦側でハンマ・ハンマの後継機の試作が進められていたら……と想像しながら作りました。カラーリングはドーベン・ウルフの後継機シルヴァ・バレトに近づけました。アナハイムの工場で両機が並んでいる光景を想像して塗りました」とコメントを寄せている。
ガンプラW杯は、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年に始まり、8回目となる今年は日本、中国、韓国、タイ、シンガポール、米国、フランス、イタリアなど16の国と地域で開催。ガンダムベース東京では、日本代表候補に選ばれた15歳以上のオープンコース20作品、ジュニアコース10作品が公開されている。ガンダムベース東京の来場者やウェブの一般投票や特別審査員による審査により、18日に日本代表が決定する。それぞれの予選を勝ち抜いた各国代表が、12月9日に開催予定の世界大会に進出し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。
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