三ツ矢雄二&日高のり子:「タッチ」コンビがなでしこ監督と選手に アニメ「エリアの騎士」

アニメ「エリアの騎士」で共演する(左から)日高のり子さん、三ツ矢雄二さん(c)伊賀大晃・月山可也・講談社/テレビ朝日・シンエイ動画
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アニメ「エリアの騎士」で共演する(左から)日高のり子さん、三ツ矢雄二さん(c)伊賀大晃・月山可也・講談社/テレビ朝日・シンエイ動画

 大ヒットアニメ「タッチ」の上杉達也と浅倉南役でおなじみの人気声優・三ツ矢雄二さんと日高のり子さんが、サッカーアニメ「エリアの騎士」(テレビ朝日)で共演することが10日、明らかになった。三ツ矢さんは劇中の日本代表・なでしこジャパンの五島監督役、日高さんはなでしこジャパンの中心選手、一色妙子選手役で出演する。以前にもサッカーアニメに出演したことがあるという2人だが、今回の役どころは初めてで、三ツ矢さんは「もう選手じゃなくて監督かあ。年齢的に貫禄のある監督もできなくちゃいけないのかな」、日高さんは「社会人選手みたいな感じ。やはり月日の流れを感じました……」と役の印象を語っている。

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 1月からテレビ朝日(関東のみ)で放送中の「エリアの騎士」は、伊賀大晃さん作、月山可也さん画で「週刊少年マガジン」(講談社)に連載中のサッカーマンガが原作。サッカーのU15日本代表というエリートの兄・傑(すぐる)の心臓を移植された少年・駆(かける)が、精神的な弱さを克服し、亡き兄の遺志を継いでストライカー「エリアの騎士」を目指す姿を描いている。

 初収録を終えた2人はお互いの演技について三ツ矢さんは「なかなかりりしく、自分の一番きついところを思い出して演じていたと思います(笑い)。女の子で気が強いという感じはよく出ていたんじゃないかな」と日高さんの演技について語り、日高さんも「どちらかというと選手に押され気味な監督という雰囲気がぴったり(笑い)。三ツ矢さんの優しさが出ていてとてもいいなと思いました」とうなずき、息のあったコンビらしさを見せた。

 作品については、日高さんは「高校野球にしろ、高校サッカーにしろ、高校生のスポーツは技術的な進歩もそうですけど、人としての成長がさわやかに描かれていると思うんです。それが見る人の胸を打つ。何かを背負って10代の若者が頑張る姿、というのはきっと見る人の気持ちをひきつけると思う」と魅力をアピール。三ツ矢さんも「この先どうなるか楽しみですね。スポーツアニメは物語はもちろん、試合がどうなるかというスリリングな展開も楽しめます。この作品が皆さんの記憶にとどまって国民的なアニメの一つになれば」と期待を寄せていた。

 同アニメは、テレビ朝日で毎週土曜午前6時に放送。2人の役が初登場するのは25日放送の第8話で、今後も不定期ながら出演するという。(毎日新聞デジタル)

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