エア・ギア:1600万部発行のインラインスケートバトルマンガが完結

大暮維人さんのマンガ「エア・ギア」のイラスト=講談社提供
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大暮維人さんのマンガ「エア・ギア」のイラスト=講談社提供

 「天上天下(てんじょうてんげ)」でも人気のマンガ家・大暮維人(おおぐれいと)さんの代表作「エア・ギア」が、23日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)25号で最終回を迎える。

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 「エア・ギア」は02年から連載を開始。コミックスは1巻から最新36巻(6月15日発売)までで1600万部を発行。06年にはテレビ東京系でアニメ化もされ、平成18年度の第30回講談社漫画賞少年部門を受賞している人気作。最終回はセンターカラーで増量40ページというボリュームで完結が描かれる。

 主人公の南一樹(イッキ)は、コンピューター制御で原付バイク以上の出力が出せる超小型モーターを搭載した架空のインラインスケート「エア・トレック」を装着して町を暴走する「暴風族(ストーム・ライダー)」に襲われたことがきっかけで、居候先の幼なじみ「野山野林檎(リンゴ)」ら3姉妹からエア・トレックを託される。リベンジを果たしたイッキは、自身も暴風族のチーム「小烏丸」を率いて、エア・トレックの技術・優劣を競う「パーツ・ウォウ」という名のバトルに参戦。全てのライダーの頂点となる天空の塔の頂に舞い降りる伝説の「空の王」を目指す……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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