ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
アニメ「機動戦士ガンダム」をモチーフにした日本初のコンセプトルーム「PROJECT ROOM-G(プロジェクト ルームジー)」が27日、実物大ガンダム立像近くの東京・お台場のホテル「ホテル グランパシフィック LE DAIBA(ル・ダイバ)」で報道向けに初公開された。ガンダムのコックピットや壁一面のモビルスーツのイラスト、原画など、客室内にはガンダムのデザインが満載だ。ガンダムの世界が体感できるコンセプトルームを一足早く紹介する。(毎日新聞デジタル)
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同コンセプトルームは、3年ぶりにお台場に戻ってきたガンダム立像とともに、ガンダムの世界を体感できる常設型エンターテインメント施設として4月に開業した「ガンダムフロント東京」が入居する商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」とのコラボレーション企画として実現。ジオン公国軍の世界観で仕上げられたベッドルームと、地球連邦軍の世界観のリビングルームを持つ「ROOM-G スペシャルタイプ」(計84平方メートル)の客室と、通常の客室の一部をガンダムの世界観でアレンジした「ROOM-G スタンダードタイプ」(42平方メートル)2室の計3部屋が用意されている。
「スペシャルタイプ」では、カードキーもジオン、連邦の2種類のデザイン(スタンダードはいずれか1種類)のものが用意され、リビング、ベッドルーム双方に廊下からのドアがあり、それぞれブルーを基調にした連邦軍、エンジを基調にしたジオン軍それぞれの紋章が施され、部屋に入る前から期待感は高まる。
ジオン軍風のベッドルームは、ドアを開けると、エンジのじゅうたんが敷かれ、床のジオンの紋章と部屋奥の窓に映り込んだザクの姿が目に飛び込んでくる。ベッドルームは白とエンジを基調としたシックなトーンでまとめられており、壁にはシャア・アズナブルをはじめジオン軍のキャラクターの原画(レプリカ)がずらりと並ぶ。二つ並んだベッドには、ジオン軍の紋章が描かれたクッションや特別なデザインのベッドスロー(ベッドライナー)がしつらえられており、テレビの後ろの壁面には、シャアが搭乗してきたサザビー、シャア専用ザク、シャア専用ゲルググの3機がデザインされた巨大アートが描かれている。
シャア専用ザクの頭部のフィギュアやシャアが使用するサングラスなども展示。デスクの引き出しに収められたホテルの案内書も、劇中でアムロが偶然に手にする「V作戦」のファイルのデザインで作られており、このほかにも、電話やゴミ箱、コンセントをはじめ、避難経路図やティッシュペーパーの箱に至るまですべてガンダムの世界に登場しそうなデザインでまとめられており、細部へのこだわりが感じられる。
連邦軍風のリビングルームは、連邦軍士官マチルダ・アジャンの等身大パネルがお出迎え。グレーのじゅうたんには、大きな連邦の紋章が描かれており、白い壁には赤青黄の3色のラインが引かれ、ガンダムの巨大な横顔が描かれていたり、宇宙軌道上を漂うガンダムの姿を描いた巨大アートも設置されている。室内にはソファセットのほか、ガンダムのコックピットも設置。スコープも用意されており、計器類のパネルはボタンを押して光らせることも可能。ここに座って写真を撮れば、パイロット気分も味わえるという趣向になっている。
アムロをはじめ連邦側のキャラクターなどの原画(レプリカ)もずらり。室内の一角には、100体しかないという貴重なガンダムのプラモデルも展示。ミラーは格子状にデザインされており、よく目を凝らして見ると「ソーラ・システム」の文字が。劇中で連邦軍がソロモン要塞攻略の際に使用した新兵器がデザインされていることが分かる。また、クローゼットの扉を開ければ、カツ、レツ、キッカの姿が登場したりと遊び心も満載だ。
浴室はジオン公国軍がモチーフとなっており、ガラス張りのシャワールームには、アニメの名ゼリフがずらりと並ぶ。浴槽の壁にはモビルスーツが描かれたアートも設置されており、便座もカバー部分が、シャアのイメージカラーである赤に紋章や「シャア・アズナブル」の名前がデザインされている。リビングルームのトイレは、白地に赤でアムロのペガサスの紋章が描かれている。また、ジオン軍、連邦軍双方の“官給品”という設定でデザインされたオリジナルのアメニティー類も多数用意されており、こちらは記念品として持ち帰ることができる。
また、客室の窓には、リビングルームはホワイトベース、ベッドルームはザクの姿がデザインされており、実際の風景と劇中の世界がシンクロしているようで、ファンなら思わずにやりとさせられるはずだ。
「ROOM-G スペシャルタイプ」プランは、1日1室限定で、2人利用時で1人2万6000円(3人利用時は1人2万5000円)から。「ROOM-G スタンダードタイプ」プランは、2人利用時で1人1万3500円(3人利用時は1人1万2500円)から。いずれも「ダイバーシティ東京」内にあるエンターテインメント施設「ガンダムフロント東京」の入場券が含まれる。両プランとも朝食はつかない。また、両プランの宿泊客には、ルームサービスとしてオリジナルのガンダムメニュー(別料金)も用意される。宿泊は29日からだが、すでに7、8月はほぼ満室で、9月も空室は残りわずかという。詳細は公式サイト(http://www.grandpacific.jp/lp/gundam/)まで。
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