宮崎あおい:細田アニメ初挑戦に「幸せ」 「おおかみこどもの雨と雪」

「おおかみこどもの雨と雪」の初日舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん
1 / 5
「おおかみこどもの雨と雪」の初日舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん

 女優の宮崎あおいさんと俳優の大沢たかおさんが21日、東京都内で開かれた劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)の初日舞台あいさつに登場した。主人公・花役で細田作品に初挑戦した宮崎さんは「声のお仕事は毎回、難しいけど、(同作に参加して)難しいとか大変だったというより、幸せだったという感覚が残っている」と笑顔で話し、「たくさんの人に愛してもらえる作品だと心から思っています」と自信を見せた。

あなたにオススメ

 「おおかみこどもの雨と雪」は、「時をかける少女」(06年)や「サマーウォーズ」(09年)で知られる細田監督の劇場版アニメ最新作。“親子”をテーマに、主人公・花と“おおかみおとこ”の出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、子どもの“おおかみこども”の成長と自立を描く。フランスをはじめ34の国と地域での配給も決定している。

 会見には、細田監督と“おおかみおとこ”の声優を担当した大沢さん、花の娘の雪と息子の雨の声を演じた大野百花ちゃんと加部亜門君、10代の雪と雨の声優を担当した黒木華さんと西井幸人さんも出席。細田作品のファンという大沢さんは「収録は至福の時間だった」と振り返り、細田監督が「“おおかみおとこ”が大沢さんにしか見えなくなってきた」と話すと「似ているとは思わないけど(“おおかみおとこ”が)いい男でよかった」と喜んだ。

 細田監督は「昨日から眠れなかった。ホッとしている。3年前から作ってきて、皆さんの前で披露できるのが本当にうれしい」と喜びをにじませていた。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 5 枚

アニメ 最新記事