入江陵介選手：ランウエーデビューに笑顔も「緊張」　東京ガールズコレクションで

　ロンドン五輪のメダリスト・入江陵介選手が13日、さいたまスーパーアリーナ（さいたま市中央区）で開催されたファッションイベント「第15回東京ガールズコレクション（TGC）2012 AUTUMN／WINTER」にゲストモデルとして出演し、ランウエーデビューを果たした。入江選手はモデルの矢野未希子さんと共に登場して堂々とランウエーを歩き、20～30代前半を中心とした女性客、約3万1000人に手を振って熱狂させた。

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　入江選手は、ジャケットにデニム姿で登場。ポケットに手を入れてランウエーを歩き、腕を組んで堂々とポーズを決めた。ランウエーを歩いた後には「緊張しました。口が（乾いて）カラカラです。ランウエー長いですね。すごいうれしかったですね。こんなに手を振っていただいて」と喜んだ。また「普段は結構地味、シンプルに着ています。ジャージが多いので私服を着る機会がない。こんなピンク（のシャツ）は着る機会がない」と照れ笑いし、ロンドン五輪で獲得した3つのメダルも披露した。

　TGCは、「日本のリアルクローズを現代へ」をテーマに05年8月から年2回開催。ファッションのほか、ビューティー、音楽、エンターテインメントなどを展開している。モデルが着用した洋服をその場で携帯電話から購入できるのが特徴。

　今回は、入江選手のほか、女優の香里奈さん、剛力彩芽さん、佐々木希さんや土屋アンナさん、出産後初のTGC出演となる“新米ママ”の木下優樹菜さんやほしのあきさん、ネガティブモデルとして話題を集める栗原類さん、子役の芦田愛菜ちゃんら100人以上がモデルとして登場。「Tokyo Classic（トウキョウ・クラシック）」をテーマに、全21ブランドが参加し、ボリュームのあるニットにキラキラしたスカートを合わせた「リッチクラシカル」、異なる素材をファスナーなどでつなぎ合わせた「ファスニング」といったスタイリングを提案。トレンドのバイカラーやレザーを使ったスカートも登場した。（毎日新聞デジタル）