「第52回ミス・インターナショナル世界大会in沖縄2012」で日本人初のミス・インターナショナルに輝いた吉松育美さん(25)が29日、勤務先の「パソナグループ」本社(東京都千代田区)を大会後初めて訪れ、同僚や上司などに優勝を生報告した。吉松さんは「ホームに帰ってこられてほっとしました。(同僚や上司の)顔を見られてうれしい」と安堵(あんど)の表情を浮かべ「(ミス・インターナショナルの)願いがかなって感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
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吉松さんは11年11月に東京で開かれたミス・インターナショナル日本代表選出大会(国際文化協会主催)で全国の2597人の応募者の中から選ばれ、21日に那覇市で開催された世界大会に出場した。日本代表の優勝は1960年から開催されている同大会で初の快挙。吉松さんは報道関係者が選ぶ特別賞「ミス・フォトジェニック2012」とダブル受賞だった。
吉松さんは同社の社員で、普段は同社に登録している女性の派遣スタッフ向けにスキルアップセミナーやウオーキング講座などを開催しているといい「今後もセミナーやイベントを開催していきたい」と話した。また、吉松さんの“凱旋(がいせん)訪問”には桂文枝師匠も駆けつけ「これからが大変だと思うけれど健康に気をつけてがんばって」と激励し、吉松さんは「師匠にはずっと応援していただいていたので良い報告ができてよかったです」と笑顔で語った。
吉松さんの凱旋にはミス・インターナショナル2~5位のフィンランド、スリランカ、パラグアイ、ドミニカ代表も同行し、同社の社員が拍手で出迎え記念撮影などを行った。(毎日新聞デジタル)
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