麻生久美子:母の顔で家族への感謝語る 母親役は「ちょうど必要だった」

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 女優の麻生久美子さんが15日、テアトル新宿(東京都新宿区)で開催された映画「グッモーエビアン!」(山本透監督)の初日舞台あいさつに登場した。5月に第1子となる女児を出産した麻生さんは、同作で15歳の娘を持つ母親役を演じたことについて「家族の話で母親役なので、ちょうど自分にとって必要な役だった。家族や支えてくれる人に感謝でいっぱいの気持ちになった」と母の顔で語った。

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 「グッモーエビアン!」は、06年に新潮社から発売された吉川トリコさんの同名小説が原作。パンクバンドのギタリストだったアキ(麻生さん)とボーカルだったヤグ(大泉洋さん)、そしてアキが17歳のときに出産した15歳の娘ハツキ(三吉彩花さん)の3人が織りなす、少し変わった家族の生活を描く。能年玲奈さん、スカパンクバンド「SNAIL RAMP」の竹村哲さん、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん、小池栄子さん、土屋アンナさんらも出演する。

 舞台あいさつには大泉さんと三吉さん、山本監督も登場。クリスマスが近いこともあり、三吉さんはサプライズで、麻生さんと大泉さん、山本監督に手作りのクッキーとメッセージカードをプレゼントした。クッキーを受け取った大泉さんは「ラブって書いている。オレだけ?」とうれしそうにしていると、三吉さんは「違います。そんなわけないでしょ。ラブとピースは3人(のクッキー)に入っています」と否定。大泉さんは「そんなわけないって……」とショックを受けた様子だった。

 また、麻生さんと大泉さんはライブシーンの撮影に挑戦しており、大泉さんは「ライブシーンが心配でしたね。僕の父親はパンクロッカーだけど僕にはその血がなかったので」と冗談を交えながら苦労を語り、共演者や観客を笑わせていた。(毎日新聞デジタル)

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