「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られるアニメ制作会社「ガイナックス」が、アニメ制作の現場を紹介する企画展「ガイナックス流 アニメ作法~人の群れがアニメを創る!~」が東京ビッグサイト(東京都江東区)で24日まで開催中の「東京国際アニメフェア(TAF)2013」(同実行委員会主催)で行われている。同社が制作したアニメ「天元突破グレンラガン」「ふしぎの海のナディア」などの原画に加え、同社で実際にしている機材や机、棚、画材なども“出張展示”することによって、アニメ制作の現場を再現している。
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同展では、アニメの企画が立ち上がり、会議やロケハン、作画、色指定、編集、アフレコを経て、ファンの元に届くまでの過程を解説。機材や机のほか、スタッフのセリフ付き等身大パネルで各過程を紹介している。色指定のコーナーでは、机の上に画材やカラーチャート、セル画が設置され、等身大パネルの吹き出しで「何度も何度も試し塗りをして 何パターンも何パターンも色を作っていきます」とスタッフの苦労が語られたり、制作進行のコーナーでは吹き出しで「これで本当に放送日に間に合うのだろうか……。あ~オレが魔法少女だったらな~……」とスタッフの“心の声”が紹介されるなど“リアル”な制作現場の様子を垣間見ることができる。
同社の担当者は、展示について「机などは会社から持ってきたものなので、汚いです。生活感のある展示にすることで、リアルに見えるようにした」と説明している。
「東京国際アニメフェア2013」は、22日までは関係者向けのビジネスデーで、23、24日が一般公開日となる。23日からの一般公開日の入場料は一般1000円(前売り800円)、中高生は500円(前売り400円)、小学生以下は無料。(毎日新聞デジタル)
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