タレントの辻希美さんが9日、「母の日」（12日）を前に、母親たちの憧れや目標となる人を表彰する「第6回ベストマザー賞」の文化部門に選ばれ、芸能部門で受賞した女優の長谷川京子さんらとともに東京都内での授賞式に出席した。
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3月に第3子となる次男を出産後、公の場に初めて姿を見せた辻さんは、「3月に3人目を出産したばかり。3人の育児は思っていた以上に大変」と明かしつつ、「日々子供たちの笑顔に励まされて、両親や友達に助けられながら、育児を本当に楽しくできています。これからも自分らしく、楽しみながら、育児をしていきたいと思います」と喜びを語った。
昨年1月に女児を出産、1男1女の母でもある長谷川さんは「子供ができたことでこれまでまったく知らなかった経験もありましたし、子供のおかげでやっと大人になれたなあと思って、このような賞をいただいて、うれしさもあり戸惑いもあります」と恐縮しながら、「これからも仕事も育児もプライドを持って頑張っていきたい」と華やかな笑顔で語った。
同賞は、「日本マザーズ協会」が主催し、08年からベストマザーを選出している。6回目の開催となる今回は、辻さん、長谷川さんのほか、音楽部門で歌手のhitomiさん、文芸部門で「毎日かあさん」で知られるマンガ家の西原理恵子さん、スポーツ部門で陸上の赤羽有紀子選手がそれぞれ選出された。
同賞は全国の母親たちによるアンケートやウェブ投票などの得票数で決定しており、辻さんには「若いけれど子育ての考え方や料理、しっかりとした育児など好感が持てる」「家事、育児もきちんとしていて、仕事も両立しているママ～憧れます」といった評価が寄せられた。（毎日新聞デジタル）
