特撮テレビドラマ「獣電戦隊キョウリュウジャー」の劇場版製作発表会見が3日、東京ドームシティ(東京都文京区)のシアターGロッソで開かれ、スーパー戦隊初のミュージカル映画となることが3日明らかになった。タイトルは「劇場版 獣電戦隊 キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」。主人公のキョウリュウレッドを演じる竜星涼さんは「迫力あるアクションはもちろん、劇場の中で8曲、僕らも歌っております。ダンスはパパイヤ鈴木さんに振り付けを考えていただいた」と意気込みを語った。
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「獣電戦隊キョウリュウジャー」は、「秘密戦隊ゴレンジャー」(75年)から続く特撮ヒーロー番組のシリーズ37作目。太古の昔、恐竜たちを滅ぼした「デーボス軍」が現代に復活し、恐竜の魂が宿る「獣電池」を駆使する5人の戦士「獣電戦隊キョウリュウジャー」が機械の体を持つ恐竜「獣電竜」と共に地球最大の危機を救うために戦う……という物語。映画では、戦士達も獣電竜も、巨大ロボもリズムに乗って踊るという同作の魅力を最大限に発揮するためミュージカル仕立てとなっており、撮影ロケ地として、福井県の「福井県恐竜博物館」が使われる。
ミュージカルについて、斉藤秀翼さんも「今までの戦隊ものにはないことができた。公開が楽しみ」と喜び、金城大和さんは「『レ・ミゼラブル』にも負けないムービーショーです」と宣言して会場を盛り上げた。映画には、約600人のエキストラも出演しているといい、塩野瑛久さんは「600人のエキストラとダンスして、まさか最初からみんながそろって踊れるとは思ってなかった。改めて作品が愛されてると思いました。キョウリュウジャーしかできない映画をぜひご覧ください!」と呼びかけていた。
映画は8月3日に全国の劇場で公開される。(毎日新聞デジタル)
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