8月にモスクワで開かれる陸上の世界選手権男子マラソン代表で、埼玉県久喜市出身の川内優輝選手(埼玉県庁)に、人気マンガ「らき☆すた」の美水かがみさんがオリジナルの「応援キャラクター」を制作することが明らかになった。キャラは世界陸上に合わせて披露する予定で、アニメの町おこしで知られる同市ならではの心強い“援軍”になりそうだ。
ウナギノボリ
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川内選手の地元・久喜市で23日、壮行会が開催され、美水さんが同市を訪れて対談が実現した。同市鷲宮地区はアニメ「らき☆すた」の舞台となっており、川内選手は練習時にも同地区を利用しているため、「らき☆すた」のことは知っていたという。川内選手は応援キャラについて要望を語りながら「ありがとうございます。楽しみです」と話し、美水さんは「頑張って描きます」と気合を入れていた。
応援キャラは、これまでアニメで「町おこし」を手掛けてきた鷲宮商工会が、地元期待の星である川内選手を応援するにあたり、美水さんに応援キャラの制作を打診したのがきっかけ。キャラは、モスクワに駆けつける地元の応援団、地元のパブリック・ビューイングなどで使われる。
「らき☆すた」は、オタク趣味のある少女・泉こなたと、仲間たちのゆるやかな日常を描いた4コママンガ。07年にテレビアニメ化されると、舞台となった同地区に多くのファンが訪れる“聖地巡礼”現象が巻き起こった。全国の自治体などからアニメを使った町おこしの成功例として注目を集めている。(毎日新聞デジタル)
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