堺雅人:待ち時間は位の高いお坊さん? ミッチーの指摘に「なるべく心拍数あげたくない」

ドラマ「半沢直樹」完成披露試写会に登場した堺雅人さん
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ドラマ「半沢直樹」完成披露試写会に登場した堺雅人さん

 俳優の堺雅人さんが主演を務める日曜劇場「半沢直樹」(TBS系)の完成披露試写会が1日、東京都内で行われ、共演者とともに登場した。共演の及川光博さんが「堺君は、待ち時間に目を閉じてじっとしている。時にほほえんでいる。位の高いお坊さんみたい」と撮影中の様子を明かし、会場の笑いを誘った。

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 及川さんが堺さんに「そんなに落ち着いてるのはなぜ?」と聞くと「なるべく心拍数をあげたくないんだ」と答えたといい、堺さんは「(心拍数が)120になると、体中からSOSの信号が出る(だから動かない)。つつがなく、何もせずに生きていきたい……」と、自身の“省エネ”ぶりを告白。妻役の上戸彩さんや及川さんとの共演シーンは「せりふが少なくて、芝居が楽! 全部2人が説明してくれる」と本音を語って、共演者の笑いを誘った。

 ドラマは、「下町ロケット」で直木賞を受賞した作家の池井戸潤さんの人気小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作。ドラマは、銀行に入ったら一生安泰と言われていたバブル期に東京中央銀行に入行した半沢直樹が、銀行の内外に現れる“敵”と戦い、組織と格闘していく様子を描いている。半沢を堺さん、半沢の妻・花を上戸さん、東京中央銀行で歴代最年少のスピード出世で常務にまでなった大和田常務を香川照之さん、半沢の同期でよき相談相手・渡真利忍を及川さんが演じている。

 堺さんとの共演は、03年に放送した連続ドラマ「ひと夏のパパへ」(TBS系)以来10年ぶりという上戸さんは「旦那さんを家で応援団長のように盛り上げて、送り出す奥さん役」と自身の役を紹介したが、「ミッチーさん(及川さん)と香川さんは、この作品で会えたのは今日が初めて」だといい、「早く私も1話で活躍を見たい!」と完成作に期待を寄せた。一方、香川さんは「僕はまだ誰とも(芝居が)絡んでないので、ちょっと自分のキャラクターが分からない。みんなのエピソードもまるで分からない」と残念がり「僕は平均180くらいに心拍数上げていきたい!」と堺さんに対抗して宣言し、会場を盛り上げていた。

 ドラマには壇蜜さん、人気アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔さん、北大路欣也さんらも出演する。ドラマは7日から毎週日曜午後9時に放送。初回は2時間スペシャルとなる。(毎日新聞デジタル)

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