安倍なつみ:再演でヒロインに昇格「成長した姿見せたい」

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 元「モーニング娘。」の安倍なつみさんが23日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で上演されるミュージカル「ドラキュラ」の初日公演を前に、主演の元宝塚宙組トップスターの和央ようかさんらキャストとともに会見。2011年に上演された前作の再演で、役を変えてヒロインに挑戦する安倍さんは「2年前と違ってヒロイン役。芯のしっかりある純粋な女性役で、歌もお芝居も、今までやったことが通用しないので難しいですが、役を通じて成長した姿をお見せしたい」と意気込みを語った。

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 「ドラキュラ」は、米NYのブロードウェーや欧州でも上演されたミュージカルを、日本人キャスト、日本人スタッフが新たに作り上げた日本版。11年夏の公演で、世界で初めて女性が演じるドラキュラ伯爵として注目を集めた。再演となる今回は、前作から引き続き和央さんがドラキュラ伯爵を、前作でルーシー役を務めた安倍さんは新たにヒロインのミーナ役を演じる。

 会見には、ニンニクが特産で、ドラキュラで町おこしを行っている青森県七戸町のキャラクター「にんに君」も登場。「普遍的に愛されるキャラなので、セクシーで危険でありたいです」と意気込んでいた和央さんも、思わぬ“ゆるキャラ”の登場に「初日前に力が抜けてきた。大丈夫かな」と苦笑いしていた。

 この日は、レッドカーペットならぬ「ブラッドカーペット」イベントも行われ、元モーニング娘。の新垣里沙さん、光井愛佳さん、“小蜜”こと副島美咲さんらも駆けつけた。舞台は全18回で、東京国際フォーラム・ホールCで23日から9月8日まで上演する。(毎日新聞デジタル)

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