俳優の妻夫木聡さんが13日、東京都内で外国人記者向けに行われた映画「ぼくたちの家族」(石井裕也監督)の会見に登場。外国人記者からの質問にまじめに受け答えしていた妻夫木さんだったが、相手の意図と異なるコメントだったようで、質問者は「先程の答えはあまりよくなかったです」と“ダメ出し”。妻夫木さんは、戸惑いの表情を浮かべていた。
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会見は、日本外国特派員協会が主催。冒頭で、外国人記者から「最近、家族を描いた映画に立て続けに出演しているが、それは意図的に選んでいますか?」と聞かれた妻夫木さんは「意図的ではありません。石井監督とは昔から一緒にやりたいと思っていたので、オファーを受けてとにかくうれしくて出演することを即決しました」と答えたが、記者は再び挙手。「先程の答えはあまりよくなかったです。家族についてどういうふうに感じますか?」と聞き直されると、妻夫木さんは「ちゃんと答えられるように頑張ります。すみません」と謝罪し、「完璧な家族なんてない。だめな部分があるからこそ助け合うことができると思う」と自身の家族論を展開した。
映画は、早見和真さんの同名小説が原作で、ある平凡な一家に突然、母の余命1週間が宣告されたことで、家族の潜んでいた秘密や本音が表面化していく……というストーリー。社会人の長男役で妻夫木さん、大学生の次男役で池松壮亮さん、母役で原田美枝子さん、父役で長塚京三さんが出演している。24日公開。会見には、石井監督と池松さんも出席した。
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