風夏:マガジンの人気マンガ まさかのヒロイン死亡 異例の展開に

瀬尾公治さんのマンガ「風夏」のイラスト
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瀬尾公治さんのマンガ「風夏」のイラスト

 講談社の「週刊少年マガジン」で連載されている瀬尾公治さんのマンガ「風夏(ふうか)」で、タイトル名にもなったヒロイン・秋月風夏が事故死するという衝撃の展開になっていることが28日、分かった。ヒロインが非業の死を遂げる展開はさまざまな作品でみられるが、タイトルにもなっているメインヒロインが物語の途中で死ぬのは、連載中のマンガでは極めて珍しいケース。瀬尾さんは「涼風」や「君のいる町」など甘いラブストーリーで人気を博してきただけに、マンガファンの話題となりそうだ。

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 22日発売の「週刊少年マガジン」47号では、風夏が主人公の少年・優と両思いになった後、事故に遭って大量出血するシーンが描かれており、ファンの間で「展開がハード過ぎる」と話題になっていた。29日発売の同誌48号では、風夏の死が作品中で明確に描かれる。

 同作は、瀬尾さんが約6年間連載した「君のいる町」の連載終了を受けて、今年の2月に連載をスタートさせたばかり。「君のいる町」の最終話と「風夏」の第1話を同時掲載。異例の取り組みとして注目を集めた。

 講談社のマガジン編集部は「衝撃的な展開になっているが、今後の展開に注目していただければ」と話している。

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